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Windows 10の大型アップデートが4月11日から開始。何が変わる?

日経トレンディネット 4/7(金) 12:00配信

 Windows 10の大型アップデート「Creators Update」が、4月11日より始まる。Windows 10ユーザーは無償でアップデートできる。

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 Windows 10は、年に数回の大型アップデートにより進化を続けていくというコンセプトのOSだ(※関連記事「Windows 10はなぜ無償なのか? 大きな転換点を迎えたウインドウズOS」)。2015年7月末にリリースされたあと、同年11月には最初の大型アップデート「November Update」が行われた。そしてリリースから1年経過した2016年8月に「Anniversary Update」(※関連記事「Windows 10は1周年記念アップデートでどう変わった?」)が行われた。現在多くのユーザーが使っているWindows 10は、この「Anniversary Update」だ。

 そして次の大型アップデートになるのが、今回の「Creators Update」だ。開発コードネームはRedstone 2で、RS2と略されることもある。立体的な3Dグラフィックスが簡単に作れる「ペイント3D」や、MR(Mixed Reality)への対応、ワンタッチでゲーム実況配信サービス「Beam」の配信ができる機能などが追加される。ほかにもセキュリティー機能の向上や、複数のタイルをひとまとめにしてスタートメニューを見やすくする機能、Webブラウザー「エッジ」にはタブを一時保存して見た目をスッキリさせる機能が追加されるなど、アップデートの内容は幅広い。

アップデートはどう行われる?

 Windowsには、不具合の修正やアップデートを自動で行うWindowsUpdateという仕組みがある。「Creators Update」のアップデートもその仕組みを使って行われる。WindowsUpdateで巨大なアップデート用ファイルのダウンロードが始まってもあわてないようにしよう。

 ただし、アップデートは世界中のWindowsパソコンに対して一斉に配信されるわけではない。まずマイクロソフトとOEMメーカーによる検証済みのパソコンから順に配信される。すべてのWindows 10パソコンにアップデートが行き渡るまで数カ月かかる見込みだ。だから4月11日を過ぎてアップデートが来なくてもあせらず、自分のパソコンに順番が回ってくるまで待とう。

●再起動のタイミングを設定しおこう

 アップデート前に注意しておきたいのが、アップデート後に行われる再起動だ。Windows Updateでは、アップデート後に再起動が始まってしまうことがよく問題になる。特にCreators Updateのような大型アップデートでは、再起動が始まってからWindowsが再び使用できる状態になるまで長い時間がかかる。その間はパソコンが使えない。何か作業中に再起動が始まって作業を中断されてしまっては困るだろう。

 あらかじめ、Windows Updateにある「アクティブ時間の変更」で、再起動しては困る時間帯を設定しておこう。アクティブ時間とは、自分がそのパソコンを使っている時間のこと。ここでその時間帯を指定しておくと、再起動はそれ以外の時間に行われるので、作業中に突然再起動が始まったなどの悲劇を防げる。「再起動のオプション」で、再起動の日時を指定することもできる。

●アップデートすべき?

 こうした大型アップデートにつきまとうのが、アップデートしても大丈夫なのかという不安だ。使っているアプリがアップデートによって正しく動作しなくなる可能性はゼロではないので、業務に使うようなパソコンなら、不安があるうちは急いでアップデートする必要はない。

 また、3Dの作成には興味がない、PCゲームや夜間モードも使う予定がないという人もいるだろう。しかしアップデートにはこれまでのWindows 10の不具合の修正が含まれているし、筆者が一通り試してみたところ、便利になった部分はあっても不便になったと感じる部分はなかった。基本的にアップデートすることをおすすめしたい。

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最終更新:4/7(金) 12:00

日経トレンディネット

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