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巨人がドブに捨てた大補強という名の30億円!

SmartFLASH 4/8(土) 6:00配信

 3年ぶりのリーグ制覇が至上命題の巨人。開幕戦から勝利が続き、G党はほっとひと息というところか。だが、そうは問屋が卸さない。昨年も開幕から4連勝と、スタートダッシュに成功しながら、結局は2位。さらには、CSで横浜に足をすくわれた。

 そこで、手っ取り早く頼ったのがカネの力。昨オフのFAで、球界初となる3選手を獲得するなど、30億円以上の大金をつぎ込んで大補強を敢行した。

 だが、絵に描いた餅に終わりそうだ。なにしろFA3選手中、陽岱鋼(ようだいかん)と山口俊は二軍どころか、リハビリ組の三軍以下扱いと、早くも「不良債権」と化しているからだ。

 3月31日、開幕当日の朝。本誌はジャイアンツ球場を訪れた。そこには、陽、山口のほか、澤村拓一、クルーズら、他球団が羨む実績も年俸も一流の選手たちが、育成選手らと汗を流していた。スポーツ紙記者が明かす。

「番記者間では、大補強は大失敗といわれている。山口は昨年終盤、右肩痛が深刻で、復帰に相当な時間が必要とわかっていた。横浜の球団関係者は、『目途が立たない高給取りを、よくぞ獲ってくれた』とほくそ笑んでいた」

 さらに「性格も問題」と、続ける。

「彼は精神面の弱い投手。だからこそ髭を生やし、茶髪のロン毛にしたりして、威圧感を与えようとしていた。ところが巨人では、これらがすべて禁止。また人気球団ゆえに、これまで経験したことのない重圧を受ける。とても山口が耐えられるとは思えない」

 一方の陽は、下半身の張りということだが、開幕当日でさえ、室内にこもって軽いトレーニングをおこうなのみ。

「じつは、巨人編成サイドの陽に対する評価は高くなかった。だが、糸井嘉男(現阪神)、大島洋平(中日)の獲得に失敗したため、急遽リストに入れたにすぎない。怪我が多すぎることと、右肩の虎の刺青がネックになっていたからだ。また日ハム時代は、首脳陣におだてられながら、のびのびとプレー。だが高橋由伸監督以下、巨人コーチ陣は選手と頻繁にコミュニケーションを取るタイプではない。陽はすでに孤立している」(民放関係者)

 大補強で加入した選手が、額面どおりに活躍すればなんの問題もない。だがそうでなければ、選手からも不平不満が出るのも時間の問題だ。

 昨年、村田修一(36)は本塁打、打点でチームNo1の成績を残した。だが、2億円近い金でマギー(34)を獲得したため、村田は控えに甘んじている。
 某球団の幹部が苦笑まじりに語る。

「我々から見ると、巨人のチーム編成は、『素人に近い人』によって進められるから大変ですよね。彼らフロントトップは、3年おきに親会社の読売新聞から人事異動でやってくる。その体制にこそ、問題の本質(大補強をおこないながら失敗を繰り返す)があるのだと思います」 

 第二次長嶋政権では、各球団の4番を獲りまくり、G党すら呆れさせた。その後、育成に力を入れ悪癖は影を潜めたが、再び大枚をはたく愚挙。コスパ無視の大補強は、やがて不良債権の山を築く。
(週刊FLASH 2017年4月18日号)

最終更新:4/8(土) 6:00

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