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保険加入時に「性病」は告知すべきか 真に怖い“もう一つの”告知も…

4/8(土) 6:00配信

オトナンサー

 生命保険に加入する際に「告知」というものがあります。

 これは過去の病歴や現在の健康状態について問われるもので、この情報を基に保険加入の可否が判断されるのですが、虚偽の告知をすると、死亡や入院などでいざ保険を申請した際「告知義務違反」となり、最悪の場合、契約を解除されて保険金や給付金が受け取れない事態になってしまいます。

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 そのため、正直かつ正確な告知が求められますが病名によっては、「人に言いたくない」ものもあります。たとえば、女性は堕胎や不妊治療、子宮などに関する女性特有の病気については、あまり言いたくないのが本音でしょう。

 男性の場合は「性病」がその筆頭です。クラミジアや淋病など、主に性風俗で感染するこれらの病気は「恥ずかしい病気」であり、あまり大っぴらにしたくはありません。

 保険加入の際は、これらの病気についても告知する必要があるのでしょうか。

告知書にある2つの質問項目

 正解は「場合による」です。

 保険会社の告知書はほとんどの場合、「3カ月以内の通院、治療について」「過去5年以内に7日以上の治療を受けたか」という2つの質問項目があります。たとえば、性病になったのが保険加入から遡ること3カ月以内であれば、告知すべき項目に該当します。また3カ月が経過していても、「7日以上の治療を受けた」場合はこれにあたります。

 この「7日以上の治療」には、薬を1週間以上飲み続けた場合や、初診から7日以上経過し再受診したケースも含まれます。現在、性病の多くは抗生物質を3日間ほど投薬すれば完治することが多いのですが、通常は、完治したかどうかを医師が判断するために、再受診まで1週間程度を空けます。当人としても医師のお墨付きは欲しいところです。

 こうして「7日以上の治療」となれば、結局は告知事項に該当してしまいます。反対に「投薬3日間だけで完治した」「既に5年以上経過している」場合はこれにあたらないため、わざわざ言う必要はありません。

 なお、HIVや梅毒などは別として、軽微な性病でかつ完治していれば、その病歴が原因で保険加入を断られることはまずないでしょう。

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最終更新:4/8(土) 6:15
オトナンサー

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