ここから本文です

韓国で噴出する代表監督続投への疑念 「理解できない起用法」に批判も鹿島GKは指揮官擁護

4/8(土) 22:20配信

Football ZONE web

大韓協会の続投決定に、韓国メディア「予想しなかった結果だ」

 韓国代表を率いるウリ・シュティーリケ監督に対する批判が収まらない。

 2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループAで、韓国はW杯出場権獲得圏内の2位に位置しているが、3月23日のアウェー中国戦でまさかの0-1敗戦、28日の本拠地シリア戦も1-0の辛勝だったため、指揮官の進退問題が大きく取り沙汰されている。

【写真一覧】美女サポーター特集 あのスター選手の美人妻やガールフレンドも…

 4月3日には大韓サッカー協会の技術委員会が開かれ、シュティーリケ監督の続投が決定したが、メディアやサッカーファンは「本当にこのままでいいのか?」と疑問の声を上げている。

 総合ニュースサイト『デイリーアン』は、「(続投は)予想しなかった結果だ。シュティーリケ監督は所属チームで試合に出ていない選手を選び、理解できないメンバーをスタメンで起用した」と批判。さらに同サイトは「韓国代表は6月13日にアウェーでカタールと試合をし、8月末と9月初めに試合がある。仮にそこでシュティーリケ監督が失敗すれば、U-20監督代表を率いるシン・テヨン監督がA代表監督の座に就く可能性が高い」とも指摘している。

「ピッチで戦う選手が気持ちを一つに…」

 では、実際の韓国代表チーム事情はどうなのか。先週行われたJ1第5節の試合後、鹿島アントラーズ所属の韓国代表GKクォン・スンテに話を聞くと、守護神はこう切り出してきた。

「もちろん韓国国民、サッカーファンが今の韓国代表をどのように見ているのかはよく分かります。ただ、シュティーリケ監督の続投について、選手はあれこれ言う立場ではありません。難しい戦いが続き、監督なりに悩みも多いと思います。そもそもピッチで戦う選手がW杯出場に向けて気持ちを一つにして、頑張らないといけない」

 クォン・スンテは韓国代表の現状について、監督だけに責任があるのではないとの認識で、選手にも問題があると話していた。

 現在シュティーリケ監督は欧州へ向かっており、まずはプレミアリーグでプレーするFWソン・フンミン(トットナム)とMFキ・ソンヨン(スウォンジー)、MFイ・チョンヨン(クリスタル・パレス)の試合を観戦し面談。次いでドイツへ移動し、MFク・ジャチョルとチ・ドンウォン(ともにアウクスブルク)と会う予定だ。

 この行動にスポーツ紙『スポーツソウル』は、「Kリーグの代わりに欧州視察に行くのは冷たい視線のため?」とチクリと批判しているが、残り3試合を確実に勝利してロシアW杯出場を決めれば、シュティーリケ監督の評価はまた高まるに違いない。

キム・ミョンウ●文 text by Myung-wook Kim

最終更新:4/8(土) 22:20
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新