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スペイン レティシア王妃、TVキャスターから王妃へのシンデレラストーリー

4/9(日) 23:11配信

25ansオンライン

2017年4月4日~7日、国賓として来日したスペイン国王フェリペ6世&レティシア王妃。エレガントなスタイルと立ち居振る舞いでも話題を集めたレティシア妃。
祖父、父がジャーナリストだったレティシアは、早くからジャーナリズムの道を目指し、CNNなどを経てスペイン国営放送TVEのキャスターに。NY同時多発テロやイラク戦争でも現場に立ち取材したレティシア。30歳以下の優れたジャーナリストに贈られるLARRA賞も受賞しています。

【写真】レティシア王妃のエレガントなお仕事ファッション

いっぽうブルボン家に連なるフェリペ6世は1968年1月30日生まれ(現在49歳)。2m近い長身で、ヨット選手としてオリンピックにも出場経験のあるスポーツマン。モデルや貴族令嬢、グウィネス・パルトロウとの交際も噂される注目のプリンスでした。そんなふたりの出会いは共通の知人らとの夕食会。2ヵ月後、重油流出事故をリポートしていたレティシアと現地視察中のフェリペ皇太子(当時)が偶然再会。環境問題に興味をもつ者同士、親交が深まりました。本格的な交際が始まったのは2003年の春。9月中旬、国王ファン・カルロス1世、ソフィア王妃に紹介することに。

ですが、大きな危機に直面します。ハプスブルク家からブルボン家と名門によって継承されてきたスペイン王室にとっては初の民間出身者、しかも離婚歴あり。皇太子は、将来の王位も捨てる覚悟で説得。国王夫妻が理解を示すと徐々に賛同の和が広がり、正式婚約にいたったのです。「どのくらい彼女を愛しているかということをお伝えできて嬉しい。人生を分かち合える女性です」と皇太子。レティシアも「希望と責任感と使命をもってスペインのために尽くします」と述べ、世論調査で国民の90%が好意を示すほどに。まさに劇的なシンデレラ物語でした。

2004年5月22日、マドリードの王宮正面に位置するアルムデナ大聖堂で挙式。バロック様式の壮麗なこの教会は、マドリードの守護聖母アルムデナを祭る首都のシンボルです。20世紀に政変が続いたスペインでは、皇太子の結婚式が行われるのは1906年以来のこと。

またスペイン女性が皇太子妃となるのも19世紀末のマリア妃以来で国民は熱狂的に歓迎しました。
5mのトレーンと3mのベールが華やかなウエディングドレスで、伝統的なさまざまな儀式が行われました。王宮の中庭に特設テントをしつらえた昼食会は、前日の予定から急遽変更。その費用をテロ被害者のためのチャリティにあてたため多数のゲストが訪れたといいます。雨の中、バルコニーのふたりを見るために数万人が集まり、2,500万人以上がテレビで式を見守りました。

国民から慕われる存在である皇太子夫妻は、積極的に王室外交を繰り広げ、新時代のロイヤルスターとして注目を集めます。

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最終更新:4/9(日) 23:11
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