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伝説のFWインザーギが「ミラン背番号9」の後継者2人を指名 名門復活を託された選手とは

4/9(日) 8:40配信

Football ZONE web

ミランで202試合73ゴールを記録した伝説の9番インザーギ氏 ミラン監督として本田重用

 ACミランは近年累積赤字で苦境に直面している。スター選手を売り払い、移籍金ゼロや期限付き移籍ばかりの訳あり補強路線を突っ走る代償で欧州のカップ戦に3シーズン連続で出場できていない。凋落著しいミランの黄金時代に背番号9を背負い、ゴールを量産したフィリッポ・インザーギ元監督は、赤と黒の名門復活を託すべく「背番号9」の候補を指名している。衛星放送「スカイ・イタリア」が報じた。

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「今でもミランのことはいつでも思っているよ。ベネチアで遠征に出ても僕のミランのユニフォームを着たファンを見るんだ。ミランが以前のようにチャンピオンズリーグを制覇した頃に戻れることを祈っているよ」

 インザーギ氏は現役時代に圧倒的な嗅覚を武器にゴールを量産。ミランでもUEFAチャンピオンズリーグなど大一番で無類の勝負強さを発揮し、リーグ戦202試合73ゴールを記録した伝説の9番だ。

 サポーターのアイドルは2014年シーズンにミラン監督に就任。トップチームの指導経験がないなか担ぎ出されたスーペル・ピッポは、日本代表FW本田圭佑を右ウイングで重用し、開幕7試合6得点とミラン人生で最大の輝きを引き出した。高速カウンターで序盤勝ち点を重ねたが、シルビオ・ベルルスコーニ会長の執拗な現場介入や選手層の薄さから後半戦に失速した。

 それでも、古巣への愛情は揺らいでいない。そして、チームを最前線から牽引する後継者の登場を期待している。

9番候補はライバルクラブに存在

「あの9番のユニフォームが再び重要な存在になれると信じている。欧州とイタリアで成功をもたらせるように。僕はマルコ・ファン・バステンからあのユニフォームを継承した。それはすごく大変な仕事だったけれど、重要なことは信じることだ」

 技術、スピード、パワーとすべてを兼ね備えた元オランダ代表の天才ストライカーから栄光の9番を継承したピッポはひたすら泥臭く、相手の隙を見逃さず、決定力に特化する唯一無二のストライカー像を作り上げた。

 イングランド地元紙「サン」も、2012年のインザーギ引退以降に「ミランの9番」を託された6人の合計18得点という力不足ぶりを特集するほど、名門凋落の象徴と化している。

「ジャンルカ・ラパドゥーラがミランで活躍できるといいね。彼に必要なものは少しの忍耐かな」

 昨季セリエBペスカーラで得点王となり、今季ミランにやってきた現在の9番、ラパドゥーラは現在5得点という成績を残し、覚醒の可能性は示しているという。だが、9番候補はライバルクラブに存在する。

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最終更新:4/9(日) 8:40
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