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俊輔のいない3カ月…中澤佑二が今思うこと 「あのきれいな放物線が見られない」

4/9(日) 9:51配信

Football ZONE web

磐田10番として、移籍後初めて日産スタジアムに帰還

 元日本代表MF中村俊輔のジュビロ磐田移籍が正式にアナウンスされたのが2017年1月8日。それからちょうど3カ月後が経った4月8日、日産スタジアムに見慣れた背番号10の姿が帰ってきた。

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 J1第6節、横浜F・マリノス対ジュビロ磐田。キックオフの瞬間、トリコロールカラーではなく、サックスブルーのユニフォームを身にまとった中村は、ピッチの中央に一人で立っていた。かつての本拠地で、自らのボールタッチを合図に大一番が始まる。

 ボールを持つと、かつては温かい声援を送っていた横浜FMサポーターから地鳴りのようなブーイングを浴びた。手荒い洗礼を受けたが、中村はCKから精度の高いキックでDF大井健太郎のゴールを演出するなど持ち味も発揮した

 そんな中村のプレーを敵として目の当たりにし、横浜FMのDF中澤佑二は息を吐いた。

「もうみんな分かっていること。ファウルをすること自体がジュビロのチャンスになる。しっかり頭の中にはあった。いやあ、本当に嫌ですね、いいボールが来るんだよ」

「『ああ、うまいなあ』って思いながら見てました」

 これまでは頼りにしていた左足のキックが、自分たちに牙を剥く。中澤は「誰かが走ったところにボールが蹴れる」と、あらためてその精度の高さを実感した。日本代表でも長くともにプレーした戦友が今では敵同士。ともに練習していた日々のこともしみじみと振り返った。

「俊がいないから居残り練もすぐ終わっちゃうしね。あのシュート練習での、きれいな放物線が見られないですからね。いつも『ああ、うまいなあ』って思いながら見てましたけどね」

 試合は横浜FMが2-1で競り勝った。中澤は中村との対戦についてそれほど意識していなかったと語ったが、その一方では「負けたら相当悔しかった」と、結果には強いこだわりを見せていた。

石川 遼●文 text by Ryo Ishikawa

最終更新:4/10(月) 12:00
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