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『 投手コーチの教え 』吉井理人氏 講演録:第6回 投手コーチの仕事は選手のコーチングだけではない

4/9(日) 14:10配信

コーチ・エィ

本記事は、2017年1月23日に行われた講演を記事にしております。
講演では、吉井コーチがどのような経緯でコーチになり、どのような考えで現在コーチングに取り組んでいるかについてお話しいただきました。今回は、「第6回 投手コーチの仕事は選手のコーチングだけではない」をお届けします。


『 投手コーチの教え 』吉井理人氏 講演録 全6回
第1回 日ハムの投手コーチを引き受けるまで
第2回 プロ野球選手と指導者のコミュニケーション
第3回 仰木・野村監督、名指導者たちから学んだこと
第4回 ルーキーからダルビッシュまで、異なる4つの育成ステージとは?
第5回 観察、質問、そして相手の立場になって考える
第6回 投手コーチの仕事は選手のコーチングだけではない

投手コーチの仕事は選手のコーチングだけではない

ピッチャーには、先発タイプとリリーフタイプがいます。先発ピッチャーというのは、週に1回、100球くらい投げる選手です。一方、リリーフピッチャーは、ピンチに出てきて、10球くらいしか投げないのですが、毎日投げる可能性がある。投手コーチは、選手が練習しているのを見て、先発かリリーフかを見極め、2つのグループに構成します。

日本のプロ野球チームの場合、6人の先発ピッチャーに1週間に1回投げてもらい、ぐるぐる回していることがほとんどです。監督によっては、相手チームの相性によって先発ピッチャーを変えたいという人がいますが、僕は、ピッチャーにはルーティンがあるので、1週間に1回、たとえ苦手なチームとの対戦であっても、ぐるぐる回したほうが1年間にわたって調子が上がるのではないかと考えています。とはいえ、シーズン後半になると、残りゲーム数が少なくなり、その試合に負けてしまったら終わり、というケースも出てきますから、ローテーションを変えてでも勝負に出るということはあります。

その他、先発ピッチャーがへばったあとに出てくる救援投手という役割もあります。このグループにも、だいたい7、8人のメンバーを入れています。救援投手のうち、抑えのピッチャーというのが、一番いいピッチャーです。クロ―ザーといいます。その次に、セットアップというか、抑えの前に投げるピッチャーがいます。この2人がよくないと、どうしてもチームが弱くなってしまいます。なので、その2人をどうやって1年間もたせるかということを考える必要があります。そのためには、その下のリリーフ投手の起用法が大きな鍵になるんです。

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最終更新:4/9(日) 14:10
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