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本田と長友が代表戦後も「ベンチ要員」から抜け出せず…ミラノ・ダービーも揃って出番なしか

4/10(月) 19:21配信

SOCCER DIGEST Web

ともにクラブでの状況は一向に改善しない。

 4月9日のセリエA31節で、ミランの本田圭佑とインテルの長友佑都は、いずれも登録メンバーに入ったものの出番なしに終わった。3月の代表ウィーク明け後、ともに2試合連続で90分間をパンキナーロ(イタリア語で「ベンチ要員」の意味)として過ごしたのだ。
 
 ホームにパレルモを迎えたミランは、本田から右ウイングの定位置を奪ったスソが、怪我からの復帰戦ながらいきなり1得点・1アシストの大活躍。前半だけで3ゴールを奪う有利な展開に持ち込んだ。
 
 後半は主力を休ませて出場機会の少ない選手にチャンスを与えたが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督から声がかかったのはマヌエル・ロカテッリ、ルカ・アントネッリ、ジャンルカ・ラパドゥーラの3人。本田はアップすら命じられなかった。
 
  ミランはパレルモを4-0で撃破したが、本田はこれで故障欠場した28節を含めてセリエA15試合連続の出番なし。3月28日のタイ戦後には、「今の日本代表の戦い方が良いとは思っていない。ただ、話すタイミングを考えたい。もう少し僕の状況が好転してから、そういうことは話したほうがいいのかなと」と話していたが、ミランで置かれた立場はまったく変わっていない。
 
 一方、18位でほぼ降格が確定しているクロトーネの敵地に乗り込んだインテルは、前半だけでディエゴ・フォルチネッリに2ゴールを奪われる苦しい展開を強いられる。
 
 ステーファノ・ピオーリ監督は後半頭から長友から左SBのレギュラーを奪ったクリスティアン・アンサルディ、CBジェイソン・ムリーニョを下げたが、代わって入ったのはロドリゴ・パラシオとエデルの両FW。1点を返して迎えた81分にはジョフレー・コンドグビアに交代を命じたが、ピッチに立ったのはジョアン・マリオだった。
 
 インテルがクロトーネにそのまま1-2で敗れたこの一戦で、長友の出番なし記録は4試合まで伸びた(スタメン落ちは9試合連続)。タイ戦後には「またクラブで熾烈な争いが待っています。頑張って勝ち抜きます」と意気込んでいたが、今のところ結果が付いてこない。
 
 今年6月30日で契約切れの本田はそのままミラン退団が既定路線で、2019年6月まで契約を残す長友も今夏の放出要員に挙がっていると現地では報じられている。4月15日の32節にはミランとインテルがミラノ・ダービーを戦うが、ここでも日本人の2人がピッチに立つ可能性は極めて低い……。

最終更新:4/11(火) 12:16
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