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「質問型リーダー」がしない“3つ“のこと

4/11(火) 15:10配信

コーチ・エィ

30年近く前、私は中学校で社会科の「教師」をしていました。仕事は、社会科を教えること、つまり「ティーチング」ですが、同時に一人ひとりの能力を高めようと、生徒に「コーチング的なコミュニケーション」も交わしていたと思います。

私は年に数回、ゴルフのコーチとラウンドをします。「コーチ」は、もちろん「コーチング」が仕事ですが、実際には、どうスイングするか、ボールを打つかという「アドバイス」や「ティーチング」が多くを占めます。

つまり、私たちは「コーチング」と「ティーチング」を異なる手法だと認識していながらも、日々のコミュニケーションでは、両者が複雑に入り組んでいるのが現実だと言えるでしょう。

もともと、アドバイスやティーチング、あるいはコーチングをする目的は、新しい情報を示したり、気づきを起こしたりすることで相手の視点を変え、行動を変えることです。

行動を変えることで、より高い生産性を実現し、パフォーマンスを向上させ、いち早くゴールを達成したいのです。

アドバイスの功罪とは?

アドバイスに関する興味深い記述があります。

「アドバイスしてもいいかな?(Can I give you an advice?)」というフレーズだけで、人は、防衛体制に入り、暗闇で足音が聞こえたときと同等のコルチゾールを分泌する、というものです。それは、人の脳は、アドバイスする側が「私の方が偉い」と、自分の優位性を主張している、とみなすからだそうです。(※1)

つまり、「アドバイス」は、相手が求めている場合には、視点を変えたり、選択肢を増やしたりするなど、有効に働きます。しかし、この研究のように、「アドバイス」が相手の防衛を強める影響があるのだとすれば、私たちはその使い方には気をつける必要があるでしょう。

さらに、コーチング研究所のリサーチでは、「質問型リーダー」と「アドバイス型リーダー」の部下や同僚の状態を比較すると、

「ビジョン構築」
「目標設定」
「積極的な関係構築」
「情報共有」
「積極的な提案」

などの項目において、「質問型リーダー」の部下や同僚の方が、積極的な姿勢がみられるという結果となっています。(※2)

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最終更新:4/11(火) 15:10
コーチ・エィ

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