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ファーストクラス&ビジネスクラスで楽しめる、クラフトビールができた!

4/11(火) 10:45配信

GQ JAPAN

キャセイパシフィック航空が香港のビールメーカーと一緒にビールを開発した。香港/英国路線のファースト&ビジネスクラスで提供されるこのクラフトビールを試してみた。

【ベッツィービールを構成する食材を見る!】

キャセイパシフィックがビールをつくった

『GQ JAPAN』5月号の特集「空中エピキュリアン戦争」の企画で香港に行った。5万平方メートルという広大な敷地を持つ機内食工場“キャセイパシフィック・ケータリング・サービス”を半日ほど取材し、機内食がどう作られるのかをつぶさに見た。それが終わると、ぼくたち取材班は空港から香港島へ向かい、天后(Tin Hau)のレストラン「Mr & Mrs Fox」に行った。キャセイパシフィックが新たに作ったビールの発表会に参加するためである。
ベッツィービールと名付けられたこのビールは、香港ビール社製。香港では、ここのところクラフトビール人気が盛り上がっていて、香港島セントラル地区のハーバーフロントで開催される「ビアトピア」には1万3000人以上もの参加者が訪れるという。香港ビール社といえば、クラフトビールシーンを代表する存在であり、味とサービスにこだわるキャセイパシフィックは、この会社のビールをファーストクラス&ビジネスクラスの飲料として搭載することにしたのである。

「ベッツィービール」のベッツィーとは、キャセイパシフィックが初号機として導入し、1940~50年代にかけて活躍したダグラスDC-3型機の愛称からとったもの。それゆえ、ラベルには双発機の機影がデザインされている。そして、なんと瓶ビールなのだった。これがなぜオドロキかといえば、通常、航空機に搭載されるビールは、瓶よりも軽量な缶の容器に入っているものなのに、あえて重いガラス瓶にして、見た目の“うまさ”を演出することを重視したからだ。

ひとくち飲んで、味にも驚いた。リュウガン(龍眼)という香港のフルーツを加えたので、柑橘系の爽快感があり、またうっすらと甘い香りもする。さらに、英国風エールの代表的な原料であるファグルというホップの心地よい苦味によって、しっかりと骨格のある味わいにまとまっている。これならば、味覚が落ちるといわれる高高度においても、ビール好きを満足させられるな、とそんなことを考えていたら、いつの間にか2本目の栓を空けていた。

航空会社はいま、ブランド酒、ブランドシェフ、そしてブランド食材を駆使してファーストクラス&ビジネスクラス客に対して美酒・美食攻勢を繰り広げている。そんなわけでの、クラフト瓶ビールなのだった。

※提供は4月まで。5月以降の提供については未定。

文・岩田桂視(GQ)

最終更新:4/11(火) 18:00
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