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気軽でお得! 新しい発見に満ちたエコカードライブ

4/11(火) 17:30配信

旅行読売

 エコカーとは自然環境に優しく、燃費も良い自動車の総称だ。ハイブリッド車、電気自動車などが代表で、その注目度は増すばかりである。しかし、実際にエコカーでドライブをした経験を持つ方は少ないかもしれない。走行中の静粛性の高さは知られるが、実際に走ってみないと特性は分かりにくいものだ。
 例えば車内が静かになることで、ドライブ中の会話が前と後ろの席で普通にでき、声を張り上げずにすむ。長い時間クルマに乗り続けるドライブでは、そこが案外と楽しさを広げることにつながる。景色の美しさを、車内で共有できる。
 また、ハイブリッド車も電気自動車も、軽くアクセルペダルを踏むだけで十分な加速をしてくれる。これは、モーターを動力に使ったクルマならではの特徴であり、運転を楽にしてくれる。長時間の運転でアクセルペダルを踏み続けていると、意外に疲れがたまりやすいものだ。
 ところでハイブリッド車は、エンジン車と同様に、気軽に乗れるエコカーだ。ガソリン満タンで走り出してから、700キロ~800キロくらいは給油せずに走れるので、スタンドを探して寄り道をする手間が減る。実はひと頃に比べ、ガソリンスタンドの軒数は半減しており、見知らぬ土地で探すのに苦労する場合もある。
 電気自動車は走れる距離が短いため、充電設備が足りないから不便だと思われている。ところが、急速充電器はすでに全国約7000か所に設置され、高速道路のサービスエリアや道の駅だけでなく、コンビニエンスストアや観光地にも設置が進んでいる。想像するより苦労せずに探せるはずだ。また、宿泊施設には、200Vの普通充電器が設置されはじめており、宿に着けば、寝ている間に満充電できる。
 充電検索のためのウェブサイトがあるし、電気自動車を販売する日産や三菱など、自動車メーカーが情報を配信している。車載のカーナビゲーションで、最寄りの充電設備の検索もでき、およそ数キロ圏内に急速充電設備を見つけられるのではないだろうか。充電料金は、1回500円程度なので、ガソリン代よりはるかに安い。ただ、急速充電でも、待ち時間に最大で30分はかかる。とはいえ、ドライブの途中であれば、サービスエリアでトイレに行き、ついでにお茶を飲むなどしているとそれくらいの時間は過ぎるし、道の駅などで地域の物産を見ていれば、それくらいの時間はあっという間だ。
 電気自動車のいいところは、そのように“~しながら充電”ができるところだ。何かをしている間に充電すると発想を転換すれば、ガソリンスタンドで給油するのとは違った時間の過ごし方ができるはず。
 それから電気自動車は、軽自動車でも快適さが格段に高まる。静かで振動が少ないからだ。東京から長野県の白馬まで片道約300キロを、軽の電気自動車で走ったことがある。軽自動車でもその距離がつらくなかったのは、電気自動車自体の快適性に加え、充電しながらの旅は、適度な休憩が挟まるので、かえって楽に移動できるからだ。エコカーでのドライブには、きっと新たな発見があるに違いない。

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最終更新:4/11(火) 17:30
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