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パリ発の美容薬局「ビュリー」が代官山に日本1号店

4/11(火) 17:46配信

WWD JAPAN.com

パリ発の美容薬局「ビュリー」が代官山に日本1号店

 パリ発で香水やスキンケアなどを扱う「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」が日本に初上陸し、4月1日に東京・代官山に1号店となるブティックをオープンした。同店は1803年に創業した総合美容薬局が前身。当時から伝わる製法を受け継ぎ、2014年にパリにリバイバル。パリ、ロンドン、台北、ソウルに次ぐ5店舗目の出店で、海外では日本が初の直営店となる。

 同店は、ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック(Victoire de Taillac)代表が約20年にわたり世界を旅して出合った、100年以上受け継がれる世界各国の“美の秘訣”を基に、オリジナル商品を展開している。商品はブランドを象徴する世界初の水性香水をはじめ、フェイス、ボディー、オーラルケアから、精油やブラシ、くしなどの美容グッズ、メンズ向け商品まで幅広くラインアップ。また、日本上陸を記念し、岐阜県美濃市の紙を使用した「紙ソープ」を世界先行発売した。

 商品は極めてシンプルで、原材料の効能を最大限に引き出すことに注力。世界各地から仕入れる草花は、昔から変わらずに継承されてきた自然な製法で栽培され、一つ一つが手摘みされている。タイヤック代表は「美の秘訣というのは日本でいえば、湯の花や椿オイルなど。こうした各国の知恵を集め、植物由来で効能のある素材をなるべく100%自然に近い状態で抽出し、パートナーのラムダン・トゥアミ代表がデザインする、オリジナルパッケージで提案している」と話す。

 内装にも強いこだわりを見せる。店の半分はパリの店舗とほぼ同じ内装で、19世紀初頭の薬局を再現。フランスの職人を呼び寄せ、伝統技を駆使した手作りの棚やカウンターを設置。店の残り半分は日本をイメージし、モダンでミニマルな雰囲気を演出。壁にアルガンや桜、トウガラシなど130種類の植物を樹脂にしてディスプレーした。フランスと日本をそれぞれイメージした空間の境目には、日本の伝統的な金継をイメージしたゴールドのデザインが施されている。

 海外初の直営店を日本に出店した理由について、タイヤック代表は「パリにオープンした当時から今まで多くの日本人の顧客がいる。彼らは私たちの商品やビジュアルへのこだわりを含めたトータルの世界観を見てくれる。今回の直営店を開設するにあたり、昨年の8月から家族で日本に移り住み、日本の伝統も感じてきた。お客さま一人一人に丁寧に対応し、私なりに集めてきた美の秘伝を伝えていきたい」と語った。

最終更新:4/11(火) 17:46
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