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「10億円手に入ったら」と妄想すると、自分の本音が見えてくる

4/11(火) 17:30配信

Forbes JAPAN

仮に、生活のために働くことから解放されたら、あなたが本当にしたいことは何だろうか?本音を知り、それを実現するために邁進することが最大の投資になる、と筆者は語る。



もし10億円が手に入ったら、あなたならどうするか─。

ぜひ読者諸賢に考えてみてほしい。相続でも宝くじでも、何でもよい。自由に使える10億円を手にしたら、あなたがしたいことは何だろうか?

同じ質問を筆者のフェイスブック上でもしてみたところ、実際にたくさんの投稿があった。

「旅をしたい」「障害者のための施設を造りたい」「投資したい」「複合型の学生寮を造りたい」「起業したい」……。

10億円が手に入ればよほど贅沢をしない限り、一生働かなくても生きていけるだろう。これは、「生活するために働くことから解放されたとき、自分がどうしたいか」という問いかけでもあるのだ。

まず、「したいことが思いつかない」という人が意外にたくさんいる。全額を貯金したいという人もいた。おそらく、その人は幸せなのだと思う。解消したい不安や不満がない、もしくはやりたいことがない、というのも現状に満足しているあらわれだろう。

現状に満足できない、あるいは漠然と不安を感じているにもかかわらず、この問いにイメージが湧かないとしたら、それは問題だ。ひょっとしたら、不満や不安を感じることが目的化しているのかもしれない。すなわち、誰かに責任転嫁をすることで、自助努力を諦めて「不満や不安を感じること」で自分を正当化しているだけなのかもしれないからである。

夢や目標、志を持つことはお金の有無とは関係がない。お金がないから志を持てないというわけではない。お金を得たところで、志が湧いてくるものでもないと思う。

仮に10億円持っていたら、それをどのように使うかを考えるのは楽しい。一般的に、人は稼ぐときよりもお金を使うときに本音が出るからだ。10億円を持ったときにどう使いたいか、というところにその人の本音が出る。

筆者はこの問いについてよく考えるが、結論はいつも一緒。少しだけ趣味のピアノのスタジオに使い、あとは未上場企業への投資、そして大半を運用している「ひふみ投信」に入れようと思う。そういう意味では幸せだ。今は自分がやりたいことをほぼやれているのだから。

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最終更新:4/11(火) 17:30
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