ここから本文です

コメダ珈琲を追撃する新興郊外型喫茶チェーン4社の個性

4/12(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 郊外型の喫茶店チェーンといえば、国内700店舗を超え、昨年6月には東証1部への上場も果たした「コメダ珈琲店」(運営:コメダホールディングス)の勢いが止まらないが、その間隙を縫うように、他チェーンも差別化を図りながら出店を加速させている。

 コメダ最大のライバルは「ドトールコーヒー」を展開するドトール・日レスホールデイングスが2011年から始めた「星乃珈琲店」だ。店舗数は約180店と急速に拡大し、近年はロードサイド型だけでなく駅前にも進出している。

 星乃珈琲の魅力は、本来の喫茶需要だけでなく、特徴的なフードメニューを充実させてリピーターを掴んでいることだ。

「テレビでも度々紹介されるフワフワの『スフレドリア』や『ラザニア』、グループ企業『洋麺屋五右衛門』の人気パスタ、ハンバーグプレートなどをメニューに加えることで、食事もおいしい喫茶店として認知されている」(フードコンサルタント)

 次に着実に店舗網を伸ばしているのが、東海エリアや関西エリアを中心に70店以上あり根強い人気を誇る「珈琲屋らんぷ」(運営:らんぷ)だ。

 こちらの売りは、高品質な豆を自社工場で毎週焙煎するというコーヒーそのもの。「らんぷレギュラー」は380円、「スペヂャルブレンド」を注文しても430円と手頃な価格で本格的なコーヒーが味わえる。

 日本のコーヒー文化発祥の地「港・元町」をイメージした店づくりで異彩を放つのは、「元町珈琲」(運営:スイートスタイル)。“離れ”と称する店は全国に41店舗ある。

 元町珈琲の最大の特徴は、旬の素材を使ったイレギュラーな季節メニューを豊富に用意していること。ちなみに、現在は〈春フェスタ〉キャンペーンとして、「駿河湾産生桜えびと静岡県産釜揚げしらすを使ったあさりと春キャベツのペペロンチーノ」(990円)など、洋食専門店も顔負けのこだわりメニューが並ぶ。

 そして、ここ最近、急激に出店攻勢をかけているのが、「サンマルクカフェ」を展開するサンマルクホールディングスが2015年につくった新業態「倉式珈琲店」である。

1/2ページ