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骨粗しょう症にならないための「ゴールデン・トライアングル」とは?

4/12(水) 16:28配信

OurAge

女性ホルモンの枯渇が大きな原因のひとつである「骨粗しょう症」。閉経後の女性は誰もが予備軍といえる。減りつつある骨量を維持するには、栄養バランスが最重要だ。一度失われた骨量を取り戻すことはできないが、骨のエイジングを食い止め、骨折を予防することは可能だという。その要となるのが食生活なのだ。

「骨のゴールデン・トライアングルを知っていますか?」と日本獣医生命科学大学客員教授で栄養士の佐藤秀美さん。「骨のゴールデン・トライアングル」とは、骨を丈夫にする3つの栄養素「カルシウム、ビタミンD、ビタミンK2」のこと。医学・栄養学の有識者が中心となって、骨の健康の啓発活動を行うプロジェクト機関「コツコツ骨ラボ」が提唱している。

「『骨粗しょう症予防には、骨の材料となるカルシウムさえとればOK』と考える人が多いですが、丈夫な骨を作るには、腸管からのカルシウム吸収を助けるビタミンDや、カルシウムの骨への沈着を促すビタミンK2を併せてとることが必要です。また、ビタミンKには緑色野菜に含まれるK1と、納豆に豊富なK2がありますが、特にビタミンK2の効果が高いことがわかっています。ぜひ毎日の食卓に取り入れましょう」と佐藤さん。

また、婦人科医の松峯寿美さんは、「この3つに加えて大切なのが、タンパク質」だと言う。
「骨の原料となるカルシウムはもちろん大事ですが、それだけでは骨を作ることはできません。さまざまな栄養素の相乗効果によって骨形成が行われるからです。特に、良質なタンパク質はカルシウムをつなぎ合わせるコラーゲンの原料となり、骨を丈夫にしてくれます。

牛乳はカルシウムとタンパク質が両方とれるので、毎日コップ1杯飲むといいでしょう。また、ビタミンK2が豊富な納豆は、エストロゲン様の作用をするイソフラボンも含んでいます。バランスよく食べて、骨の若さを保ちましょう」

おすすめの食品は以下のとおり。毎日の食事に、積極的に取り入れていこう。
●カルシウム:牛乳、ヨーグルト、小魚、干し海老など
●タンパク質:肉、豆腐、卵など
●ビタミンD:サンマ、鮭、乾燥きくらげ、干ししいたけなど
●ビタミンK2:チーズ、納豆など

最終更新:4/12(水) 16:28
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