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懐かしのポルシェ911ルックスで710馬力!──発展途上スーパーカー【後編】

4/12(水) 21:31配信

GQ JAPAN

ブレイク直前!? いま注目の新興スーパーカー・ブランドを一挙紹介。3月に開催されたジュネーブ・モーターショーの会場から西川淳がレポート。その後編。

【フォトギャラリー:あなたがまだ知らないスーパーカーが続々登場!】

■CAR #06
フィッテパルディ EF7 ビジョン・グランツーリズモ バイ ピニンファリーナ|
Fittipaldi EF7 Vision Gran Turismo by Pininfarina

未知数ながらネームバリューはバツグン、フィッティバルディ

名門ピニンファリーナのブースに展示されていたのは、往年のブラジル人名レーシングドライバー、フィッティバルディの名をいただく「EF7」。とてもレーシングカーライクな見映えのスーパーカーだった。スタイリングは「ビジョン・グランツーリズモ」仕様である。

注目すべきは、メカニカルコンポーネンツで、なんとドイツのHWA社が開発と生産を請け負うということ。HWAとは、AMGの創始者によるレーシングカー専門のテクノロジーカンパニーだ。世界限定25台の生産を目指すという。価格は未定。


■CAR #07
フヴァンダ デンドロビウム|Venda Dendrobium

EV界に殴り込んだアジアの新星、ヴァンダ

シンガポールから新たなEVスーパーカーが誕生した。「ヴァンダ デンドロビウム」は、EVスーパーカーらしく、これまでのスーパーカー・スタイリングの概念を打ち破る、ユニークな存在感でジュネーブでも異彩を放っていた。

技術的な詳細は未だ不明ながら、EVシステムまわりの開発は、F1界でも有数のテクノロジーカンパニーでフォーミュラEなどの開発実績のある、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングが担当するという。アジア期待の新星となるか。


■CAR #08
スパイカー C8プレリエーター スパイダー|Spyker C8 Preliator Spyder

ケーニグセグ・エンジンで再スタート、スパイカー

オランダのスパイカーといえば、戦前の高級車ブランドで、その名を冠した新たな会社、スパイカーカーズは、大昔との繋がりこそないものの、きらびやかなモダンカーを製造するという点で共通していた。そのきらびやかなスーパーカー造りで一時は非常に注目を浴びたが、スウェーデンのサーブ買収を機に暗転。親会社が二転三転し、現在は中国資本のもと、何とか命脈を繋いでいる。

昨年のジュネーブで発表したC8プレリエーターに続き、今年はそのオープン版である「C8プレリエーター スパイダー」を発表。また、心臓部にはケーニグセグのパワーユニットを積むことが決定し、未来に明るい兆しが見えてきた。


■CAR #09
ルーフ CTR 2017|RUF CTR 2017

名門がハイテックで大復活の予感、ルーフ

ルーフといえば、1980~90年代に一世を風靡したポルシェの高性能仕様コンプリートカー・メーカーだ。バブル期に日本で爆発的な人気を呼んだのちも、地道にポルシェのチューニングマシンを発表し続けてきたが、今回のジュネーブ・モーターショーでは、全く新しい取組みを発表している。初代CTRイエローバードが誕生して30周年の節目の今年、「CTR 2017」という新型車を、イエローバードと同じ限定30台で売り出す、というのだ。

一見、懐かしのポルシェ911ルックスながら、このCTR2017の中身はまったくもってモダンだ。なんと、カーボンモノコックボディにカーボンボディパネル、プッシュロッドサスペンションに710psの3.6リッター水平対向6気筒ツインターボ・エンジンをリアエンドに積む。お値段、約1億円。

文・西川淳 写真・河野マルオ

最終更新:4/12(水) 21:36
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