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開幕17試合でホームランは1人だけ……オリックス・糸井嘉男の活躍【2016年4月13日】

4/13(木) 7:00配信

週刊ベースボールONLINE

 プロ野球の歴史の中で、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は4月13日だ。

 2017年、好調阪神打線(あくまで打線だが)を引っ張る糸井嘉男。オリックスからFA加入初年度だが、ベテランだけに10年前からいたかのように堂々としている。

 一方、糸井が抜け、低迷が予想されたオリックスが“春の椿事”(ファンの皆さん失礼!)か、開幕3連敗から6連勝で2位の大躍進。こうなると「糸井がいたほうが良かったのか、いなくなったほうが良かったのか」という、結論の出ない話がファンの間でにぎやかに出始める。

 一つ言えるのは、昨年のオリックスに糸井がいなかったら、とんでもない不名誉な記録が誕生する可能性があった、ということだ。

 時計を1年前、2016年4月13日に戻そう。オリックスは京セラドームに日本ハムを迎えていた。この時点で3勝10敗の最下位。しかも開幕13戦でホームランゼロだった。これは2リーグ制となってからのワースト記録でもある。

 5回、日本ハムが1点先制。そして、その裏、二死一、三塁だった。糸井がチームと自身の初アーチとなる3ランを放ち、逆転。その後、追いつかれるも延長10回サヨナラ勝ちを飾った。

 さらに糸井は翌14日の日本ハム戦でも2号ソロ。この日は1対0の勝利だから、試合後、福良淳一監督の「いまは糸井頼み」のコメントもうなずける。結局、糸井以外の打者のホームランは17日だったから、開幕から17試合、オリックスは糸井以外のホームランがなかったことになる。

 ちなみに14日時点で日本ハムは6勝10敗。6位のオリックスとわずか0.5ゲーム差の5位と低迷していた。その後、日本ハムは日本一に輝き、オリックスは最下位のまま……。果たして両者の差はどこにあったのか。

写真=BBM

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