ここから本文です

中川翔子「永遠に残るものなので…プレッシャーもあった」

4/13(木) 18:03配信

ザテレビジョン

2011年に大ヒットした映画「塔の上のラプンツェル」から6年。全国無料のBSテレビ局Dlifeで、映画の半年後を描いたTVシリーズの序章「ラプンツェル あたらしい冒険」の放送が決定した。新曲を含んだすべての音楽をアラン・メンケンが手掛け、ラプンツェル役の声優は、映画に引き続き中川翔子が担当。映画では行わなかった歌唱シーンも含め、すべての吹き替えを務めることになった意気込みや、作品への“熱い”思いを語ってもらった。

【写真を見る】「“プリンセス”をイメージしたポーズを」とリクエストしてみた

――出演が決まったときのご感想と、歌唱シーンの意気込みをお聞かせください。

6年の時を超えて再びラプンツェルの声を演じられ、しかも、新しい歌も歌うことができるなんて、本当にうれしく思います!

前回声優をやらせていただいて以来、何かの節目ごとに「塔の上のラプンツェル」を見ていたんです。見るたびに新しい発見があって、いつも心の中にラプンツェルがいました。

先日地上波で久しぶりに「塔の上のラプンツェル」が放送された時に、ジェットコースターのように揺れ動く情緒不安定な感じが、やっぱりリアルだなと思って。今回は新しいシリーズの序章に当たる長編エピソードだったんですけれども、いろいろなラプンツェルを演じさせていただいてすごく楽しかったです。今日は歌も歌って、アフレコもしてと密度の濃い1日でした。

作曲家のアラン・メンケンさんも「6年ぶりにラプンツェルの新曲書けてうれしいなー」ってテンションが上がってるんじゃなかろうかと思うくらい(笑)。すごくキラキラした、気持ちいい風を感じるような曲なんです。

そして「自由への扉」の冒頭に通じるような旋律もあって、聴いたらすぐにラプンツェルが歌ってると分かるようなすてきな楽曲なので、ぜひ聞いていただきたいなと思います。

レコーディングは、ラプンツェルの顔を見ながら、(英語版声優)マンディ・ムーアさんの声も聴きながら、スタッフさんともどんなふうに日本語の譜割りを当てるかを考えながらやりました。

やっぱりディズニープリンセスの歌って作品とともに永遠に残るものなので、「今から録るんだ」ととてもプレッシャーがあったんです。6年越しで初めてラプンツェルの歌を歌うので、見る方、聴く方にとっても大丈夫かなっていう不安があると思うんですけど(笑)。感情の動きのままに、うれしいように見せているけど心の中は複雑っていうのが伝わるような歌い方を意識しました。

あとは、音響監督がせりふのニュアンスと同じようにディレクションしてくださったので、自分の歌い方とは違い、ラプンツェルが歌うというふうに歌いました。

――6年ぶりのラプンツェル役ですが変化した部分はありますか?

私もそうですが小さい頃に「美女と野獣」とか「リトル・マーメイド」を見ていて、ディズニー作品て繰り返し繰り返し見て、時を重ねるごとに思い出が濃くなって、より輝いていくものなんですね。

実際6年たっているので、変化というよりは声とかしゃべり方とかが映画本編と変わらないように、考え過ぎてもいけない、力み過ぎてもいけないと思いながら演じました。中川翔子の顔が浮かばないように、ということも気を付けました。

――ラプンツェルと中川さんの共通点はありますか?

「どうしよう!」ってなった時、やらなきゃいけないけどうまくできるんだろうかと不器用になっちゃう感じが似てるかもしれないです。あとテンションの上下が激しいところとか。

ラプンツェルの場合は、閉じこもっていたからこそ自分でもコントロールできないとは思いますが、暴走しちゃうのも分かります。でも、ラプンツェルの方が積極的でうらやましいですね。見習いたいです。

ラプンツェルってすごく真面目で、塔の中で絵をかいたり、お菓子作ったり、料理したり、裁縫したり、ギター弾いたりと、好きなことを見つける天才なんです。そこを見習おうと思って、あれもしよう、これもしよう、食わず嫌いをやめようという刺激を受けました。

――「ラプンツェル あたらしい冒険」の見どころは?

「夢をかなえてしまったら次はどうしたらいいの」とラプンツェルが言ったら、ユージーンが「新しい夢を見つければいいのさ」と言ってそこからどんどん夢を見つけて…もう誰も彼女を止められないですね(笑)。

映画本編で最後にユージーンが「繰り返しラプンツェルから言われて結婚したんだけど」みたいなことを言っていますが、そこに至るまでの物語をより濃く描いているんです。なので、映画が大好きな方はとってもうれしいと思います。

映画に出てきたあのキャラが、あの続きはどうなってたんだろうとか、知りたかったことがてんこ盛りです。また、アニメーションが3Dから2Dになって、水彩タッチに変わったんですが、金髪のラプンツェルはすごくしっくりきていてかわいかったです。

魔法の髪がショートになった時もすごくかわいかったんですけど、やっぱりラプンツェルは長い髪が似合うなと。なんでそうなったっていうのはぜひ見ていただきたいんですけど、よりその髪がパワーアップしちゃうんですね。髪をコントロールしてものをつかんだりとか、髪を使ったアクションだったりとか、それでまたとんでもない試練を巻き起こす。

でも、金髪のラプンツェルはすごく生き生きとしていて、格好良くてかわいくてとっても大好きなので、また見ることができててうれしかったです。

マキシマスもパスカルもみんなパワーアップしてますし、ユージーンの色男感はより増してる感じでちょっと笑いが増えてます(笑)。びっくりしたのが、映画本編ではラプンツェルのお父さまとお母さまって、娘を失ってしまった悲しみや再会した喜びを全部表情だけで表していたのに、今回はしゃべりまくるし歌うんです。ラプンツェルはこのご両親から血を引いてるからこうなったのか!っていう知られざるエピソードが面白いです!

あらためて、ラプンツェルってプリンセスという枠を飛び越えた画期的な存在だったんだなと感じました。

――新しいキャラクターの中で好きなのは誰ですか?

ラプンツェルの身の回りのことをやってくれる立場のカサンドラという人です。やっとラプンツェルに友達ができたというか、同じ目線で「だめよちゃんとしなきゃ」とか言いながら、引っ張っていってくれるすごく気の合う人なんです。

カサンドラの声(英語版)を聞くとすごく低くて、格好良くて、ラプンツェルと似たような気が強いタイプ。ラプンツェルの人生がすてきに進むように見守って応援してくれるいい親友に出会えてよかったなと思いました。ずっとパスカルしかいなかったから(笑)。

――ラプンツェルは“あたらしい冒険”をしますが、中川さんにとっての新しい冒険とは?

地上波で「塔の上のラプンツェル」を放送する記念に番宣のコメントがあったので、先日2週間限定で初めてラプンツェルと同じ分け目にしました。前髪エクステ着けてロングへアにして。ショートボブからいきなり変えたので、皆さんにもびっくりされて。ずっと前髪ぱっつん人生だったので新鮮でしたね。

――ユージーンのような男性はどうですか?

ディズニーの歴史上ユージーンてすごくチャラいというか、プレーボーイというか、“イケメンです”という感じでくるのが珍しいんですけど。でも、ラプンツェルは自分と付き合ったら変わるっていうのをちゃんと見抜いたからいいですよね。

ラプンツェルにアドバイスをもらいたいなっていつも思います。たぶん恋に対して前向きで、それは実はコミュニケーション能力があったラプンツェルだからこそなんですが、そこも見習いたいです(笑)。

最終更新:4/13(木) 18:03
ザテレビジョン

記事提供社からのご案内(外部サイト)