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握手するだけでわかる? 相手との距離を縮めながら、うまく立ちまわる方法

4/13(木) 17:10配信

ライフハッカー[日本版]

以前、グローバル戦略の一環として社内の公用語を英語にする企業が話題になりましたが、多国籍の人たちとビジネスやプライベートで挨拶の際に握手をする。そんな機会が増えていませんか?

【「握手」にまつわる行動心理】

旧来の日本のビジネスシーンでは、お辞儀にはじまり、お辞儀で終わるのが一般的かもしれませんが、握手は相手との距離を縮めるボディーランゲージの1つ。また、握手を交わすことで、相手に無言のメッセージを送ったり、逆に、相手の心理状態がわかることもあるそうです。

そこで、作家で心理学者の晴香葉子(はるか・ようこ)さんに、「握手」にまつわる行動心理について話を聞きました。

晴香葉子(はるか・ようこ)/作家・心理学者・心理コンサルタント
東京都出身。文学修士(コミュニケーション学)。早稲田大学オープンカレッジ心理学講座講師。テレビ、ラジオ、雑誌など、メディアでの心理解説実績多数。現在は、大学院博士課程に在籍し、研究を進めながら、行動心理学・消費者行動・コミュニケーション学など、さまざまな角度から情報を提供。著書多数。近著に『2回目からは、スーツのボタンは外しなさい』(潮出版社)がある。

人が握手をする目的と意味は?

晴香さん:握手は自分の手のひらを相手に見せる行為。人は、本心を打ち明けたり、隠しごとがないことを訴えるときに、本能的にこのしぐさをします。手のひらを見せて、何も持っていないことを示すことで、真実や誠実さ、忠誠心、戦う意思がなく脅威を与えないことを表現しているわけです。

選挙活動で立候補者が、有権者と握手するのは、ただスピーチを聞いたのとは違い、会ったという実感が強くなり、「他人ではない」という印象を抱くようになるから。有権者に自分の存在感を残すことができるからなんです。

握手することで、相手に与える影響は?

晴香さん:握手は相手に近づき、パーソナルスペースに入ることになるので、適度な関係性を保ちながらも、相互の距離感が縮まったような感覚を持つようになります。そのほかにも、握手で相手に与える影響がいくつかあります。

・心理的「武装状態」を解く効果
握手を求める行為は、「これからも関わっていきたい意思表示」だと相手は感じるので、実際には目に見えませんが、お互いに心の武装を解くことができます。

・ウソがつかれにくくなる
握手をすることで、無関係な人という印象が薄れるので、相手は誠実な姿勢を示すようになります。

・心が穏やかに、親密度が増す
握手は抵抗感の少ないスキンシップ。程よい距離感で肌を触れあうことで、相手はリラックスでき、安心感を与えることができます。また、帰り際の握手では、「親しみを深めた」「会えたことを喜んでいる」という印象を残せるので、関係性に親密度がプラスされやすくなります。

・感謝されているように感じる
握手の際に強く握ると、熱意や好意が大きく伝わり、相手は、感謝されている、信頼されているという実感を持ちます。

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