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川崎の牙城崩せず、広州恒大スコラーリ監督がイライラ爆発 「私も分からない。誰か教えてくれ!」

4/13(木) 6:46配信

Football ZONE web

敵地で川崎とスコアレスドロー 首位奪還ならず

 広州恒大のフェリペ・スコラーリ監督が、12日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(AFC)グループステージ第4節川崎フロンターレ戦のスコアレスドローに、苛立ちを爆発させた。

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 雨の降りしきる敵地での一戦は、前半こそ広州がアジア屈指の攻撃力でゴールに迫る展開が続いたものの、後半は一転してホームの川崎に主導権を握られ、押し込まれる時間が長くなった。

 これにフラストレーションを抑えられなかったのが、スコラーリ監督だ。後半途中に激しいタックルを見舞ったFW小林悠が給水のためにタッチラインに向かった際、詰め寄り罵声を浴びせるなど、名将らしからぬ冷静さを失った一面も見せた。

 スコラーリ監督は試合終了後に20分以上もロッカールームから出てこず、記者会見場に姿を現した時も、眉間に皺を寄せた厳しい表情で席に着いた。

「今日は私にとって非常に重要な位置付けを持って臨んだ。しかし引き分けということで、両チームともにチャンスはあり、シーソーゲームをモノにできなかった。我々としては勝ち点3を奪うことが目標だったが、勝ち点1を得るだけの試合となってしまった。ただ、それだけの試合。最終的に1位で通過できればいいので、次に切り替えたい」

 感情を抑えながら淡々と試合を振り返ったスコラーリ監督だが、「今季の試合を通して前半は良いのに後半に尻すぼみするのはなぜか?」という記者からの質問を受けるや否や、溜め込んでいた苛立ちを爆発させた。

「解決できるのなら誰かやってくれ」

「私が考えていることと一緒だよ。そんなもの、私にも分からない、誰か教えてくれ! 解決できる方法があるんだったら、誰かやってくれ。それができるんだったら、監督の仕事は簡単なものだ」

 ここ最近の広州は前半攻勢に出るものの、後半に劣勢に転じるという展開が改善できずにいる。この一戦でも、その傾向ははっきりと浮かび上がった。中国1部リーグでも現在5位と、スコラーリ監督が見せた苛立ちは、思うようなチーム作りができていないことに要因がありそうだ。

 それでも次第に落ち着きを取り戻し始めると、「日本に感謝したい。2002年に(W杯を)優勝させてくれたことを思い出せてくれる国だからだ」と、リップサービスで記者会見を締めくくった。

 広州は現時点で水原三星ブルーウィングスを勝ち点2差で追う立場になっている。“爆買い”だけでなく監督や選手の年俸にも巨額が投じられている広州では、タイトル獲得へのプレッシャーはより一層大きなものになっているのかもしれない。

城福達也●文 text by Tatsuya Jofuku

最終更新:4/13(木) 6:46
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