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川崎FWが広州恒大DF陣に見た日本との違い 対峙した“中国のセルヒオ・ラモス”は「前に強い」が…

4/13(木) 19:10配信

Football ZONE web

川崎は広州相手に互角のスコアレスドロー

 川崎フロンターレは12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第4節で広州恒大(中国)と対戦し、ホームで0-0と引き分けた。MF長谷川竜也は、この試合でマッチアップした広州DFチャン・リンペンについて、その特長を口にした。

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 左ウイングに入った長谷川は、チャン・リンペンとマッチアップ。前半7分には、ピッチ中央でボールを受けた長谷川に対し、チャン・リンペンが危険なスライディングタックルを仕掛けた。

 ピッチでうずくまる長谷川を横目に自陣に戻るチャン・リンペンに、主審はイエローカードを提示。警告のリスクを冒すほどの場面ではなかったが、試合の入りでマッチアップの相手をひるませる意図が見て取れた。

「球際やルーズボールだったり、前に強いDFだなと思った。前半はうちがバタバタしてしまってボールが足元につかなかったので、そういう相手の良さを出させてしまう展開だったなと」

 長谷川は試合後、対峙した中国代表DFの印象をそのように語った。チャン・リンペンは一時、レアル・マドリードから関心を寄せられた経緯もあり、中国王者でも不動の右サイドバックとして確固たる地位を築いている。その風貌やプレースタイルから、現地では”中国のセルヒオ・ラモス”との異名を持つという。

 一方で長谷川は、広州の守備戦術において、日本のクラブとの決定的な違いを見出していたようだ。

日本のチームが築く最終ラインとの違い

「最終ラインは、日本は組織的に守るのが基本だけど、向こうは個の力で守る印象が強い。後半はそこを突いて、裏を使うことが狙いやすかった」

 広州は試合を通してマンツーマン・ディフェンスを徹底。サイドなどでの1対1の局面は、チャン・リンペンを筆頭に無類の強さを発揮していた。

 しかし、後半に川崎がMF中村憲剛を投入して、連動した動きとパスワークで相手最終ラインの裏を狙うようになると、個で対応する広州の最終ラインが整わないシーンが増え、スペースを突くことができた。その結果、“爆買い”でMFパウリーニョらトップクラスのタレントを揃えた強豪に対し、川崎は負けず劣らずのパフォーマンスを披露してみせた。

 4試合を終え、広州は勝ち点6でグループ2位、川崎は勝ち点4位で3位となっている。ほぼベストメンバーで臨んだ広州に対し、負傷者続出で手負いの川崎が2戦2分と五分の成績に持ち込むことができたのは、チームとしても小さくない収穫だったはずだ。

城福達也●文 text by Tatsuya Jofuku

最終更新:4/13(木) 19:10
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