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世界のサクラ最前線!9000本の八重桜が咲き誇る、ベルリンの桜並木。

4/14(金) 17:40配信

VOGUE JAPAN

お花見シーズン真っ只中の今月は、世界の桜の名所をピックアップ。第二弾は、ベルリンの壁の跡に植えられた約9,000本の桜が平和を伝えるドイツからの桜だより。

お花見シーズン到来!花満開のスタイルでお出かけを。

ベルリンの壁の跡に広がる平和の象徴。

この季節、ドイツのベルリンを歩くと、あちこちに桜の木を見かける。北海道より緯度の高いベルリンの桜の見ごろは4月の下旬。日本で主流の淡いピンクのソメイヨシノではなく、色の濃い八重桜がほとんどだ。これらの多くは、ベルリンの壁の崩壊後、その跡地に桜を植えるために日本から贈られた苗木がもとになっている。

壁の崩壊直後、テレビ朝日の呼びかけで、その跡地に桜を植樹して世界平和を祈ろうというキャンペーンが開始された。約2万人からおよそ1億4,000万円もの募金が集まったという。1990年11月、東西冷戦時代に両陣営がスパイを交換する場所として知られた「グリーニッケ橋」のたもとに最初の2本が植えられ、2010年11月、ベルリンの壁が最初に開かれた「ボーンホルマー通り」に最後の1本が植えられるまで、20年にわたって約9000本の桜の木が植えられた。

ビールとソーセージでベルリン流のお花見。

ベルリン郊外のテルトウ市には、およそ4kmにわたって美しい桜並木が続くエリアがある。かつては壁を越えようとする逃亡者を見逃さないために、大量の除草剤が散布され、草一本生えない“死の帯”と呼ばれていた。日本から桜が贈られることになったため、一帯の土壌を改良し、約1100本がこの土地に植えられた。

毎年テルトウでは、4月の下旬にドイツ国内最大の花見イベント「日本桜まつり(Japanischen Kirschbluetenfeste)」が開催される。地元でも”Hanami”と呼ばれ、毎年多くの人々が参加する。第16回目を迎える今年は、4月30日(日)に開催予定。露店でソーセージを買って、ドイツビールを片手に、美しく咲いた桜を愛でる姿は万国共通の光景だ。

ベルリンのカルチャーシーンを象徴するアートなホテル。

ベルリンのお花見シーンには、昨年11月にオープンした「メルキュール ベルリン ヴィッテンベルクプラッツ」がおすすめ。ロビーに足を踏み入れた瞬間から、ポップでヴィヴィッドなアートに包まれ、ベルリンのカルチャーシーンに刺激される。デザインを担当したのは、ドイツのリップシュタットにメインオフィスを置く「Kitzigインテリア デザイン」。昨年、ホテルデザインの分野で、インターナショナル・ホテル・プロパティ・アワードやファイネスト・インテリア・アワードなどの賞を総なめにしたことは記憶に新しい。

ホテルからベルリン動物園やカイザー・ヴィルヘルム記念教会などは徒歩圏内。地下鉄U2号線の駅前にあるので、ポツダム広場やアレクサンダー広場などへも乗り換えなしでアクセス可能だ。その上「カーデーヴェー」百貨店に隣接しているので、ショッピングも言うことなしと、立地の良さも極上だ。

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最終更新:4/14(金) 17:40
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