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その「椅子の背もたれに寄りかかる」&「足組み」は体の老化、骨格くずれの元凶です!

4/14(金) 18:50配信

OurAge

「骨格バランスがくずれる大きな原因は生活習慣です。小さな癖であっても、長時間続けていれば大きな負担になり、それをカバーするために、他の部位に不自然な負荷がかかり、やがて骨格が変形していきます。正しい姿勢維持のために注目すべきは、体を支える『背骨』、脚の動きに関係する『骨盤』、腕の動きに関係する『肩甲骨』の3カ所。つねに骨盤を立て、肩甲骨の寄せを意識することが最も重要です」と言うのは、日本体育大学体育学部准教授で理学療法士の岡田隆さん。

骨盤の立った美しい姿勢になるには「骨盤の動きを感じ、こり固まった筋肉を柔軟にして、腸腰(ちょうよう)筋を鍛えること。骨盤をニュートラルな状態に保つこと」が大切とのことだ。

スマホを見たり、本を読んだり、パソコン作業時にやりがちな姿勢…それは椅子に浅く座り、背もたれに寄りかかった姿勢。骨盤が後傾している状態だ。
「一見ラクそうに感じますが、骨盤が後傾することで、腰椎が過度に前に曲げられた状態になります。すると腰椎の動きにかかわる筋肉や筋膜が緊張し、腰部の血流が悪くなって硬直。実は腰に非常に負担のかかる姿勢です」と岡田さん。

さらに、足組みは体を左右に歪ませる原因だという。前後左右に歪み、それが日常化することで、骨格が複雑に変形していくそうだ。

「硬直した腰部の筋肉と骨盤の柔軟さを取り戻し、腸腰筋を鍛えましょう。骨盤が立てやすくなりますよ」と岡田先生。まず下記に示した基本姿勢から、骨盤を後ろに傾けたり、前に傾けたりしてみよう。

基本姿勢:「両足を腰幅に開いて立ち、両手を左右のそけい部にそれぞれ当てます。背筋を伸ばし、骨盤を立て、左右の肩甲骨を寄せ、頭が頸椎の真上にのるように。横から見ると、後頭部、肩甲骨、ヒップ、ふくらはぎ、かかとの5カ所が縦一直線上にあるように立ちます。骨盤を真っすぐに立てると、腰椎は緩やかに前弯した状態に。これが正しい姿勢です」

後傾:「へそのあたりを凹ませ、下腹を出し、背骨を丸めるような要領で、骨盤を後ろに倒します。当てた手で、骨盤の動きを感じながらサポートして。膝は少し曲がってもOK。
骨盤が後傾することで、腰椎の前弯カーブがなくなり、腰椎が不自然に伸ばされた状態に。 これにより腰部の筋肉が緊張して硬直します」

前傾:「腰を反り、お腹を前に突き出すようにして、骨盤を前傾させます。いわゆる反り腰の状態。これも長時間では腰に負担がかかる姿勢ですが、骨盤の動きをよくするためにトライしてください」

この「後傾→前傾」の動きを数回行うことで、骨盤の動きをよくし、腰部の筋肉を柔軟に保つことができる。骨盤が立つと、おのずと姿勢がよくなる。そして肩甲骨の寄せを意識すれば、完璧。体のトラブルもなくなってくるはずだ。

最終更新:4/14(金) 18:50
OurAge