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グルテンフリーダイエットの驚くべき健康上のリスク

4/15(土) 7:10配信

MEN’S+

ベーグルを断ちたくないと思うかもしれません

 グルテンフリーへの逆風が、やや勢いを増しているようです。最近の研究結果では、グルテンフリーの食品と水銀やヒ素による汚染の関連性について明らかにしただけでなく、2型糖尿病発症のリスクを高める可能がありそうなのです。少なくとも、アメリカ心臓協会学術集会で発表された新しい研究は、そう示唆しています。 
 
 20万人を対象に30年間かけて行った長期的観察研究を通して、研究者たちはグルテン摂取量が最も多い上位20%の被験者は、グルテン摂取量が最も低い被験者と比べて2型糖尿病の発症リスクが13%低いことを発見しました。 
 
 グルテンをあまり摂取しない人は、穀類繊維をあまり食べない傾向があるということも、この発見の重要なポイントになる可能性があります。なぜなら、繊維質は2型糖尿病の保護因子とみられているからです。 
 
 実際、アメリカ国立がん研究所の過去の研究によると、繊維質を最も多く摂取している人は最も摂取していない人と比べて、全死因死亡率が22%も低いこと、そして穀類繊維はフルーツや野菜よりもさらに効果的であることがわかっています。 
 
 グルテンフリーの食品は、しばし食物繊維とその他の微量栄養素の含有量が少なく、栄養価を低くしているとハーバード大学のゲン・ゾン(Geng Zong)博士はプレスリリースで発言しています。そしてこの事実は、あなたの糖尿病リスクにも影響する可能性があるのです。 
 
 グルテンフリーの食品は、人口の1%に当たる自己免疫疾患のセリアック病を患っている人にとって必要です。しかし、この食事療法に沿った治療を必要としない多くの人が、この食事制限を行っています。実際、『JAMA Internal Medicine』誌の調査によると、セリアック病を患っておらず、グルテンフリーダイエットを行っている人は、2010年から2014年の間で3倍にも増えたことがわかっています。 
 
 これらの人の多くが、自覚している健康上の理由でグルテンフリーダイエットを行っていますが、この研究は多くの人が思うほどの利益はもたらさず、害を及ぼす可能性があるという、より確固とした証拠を提供しています。 
 
 「セリアック病を患っていない人は、慢性疾患とりわけ糖尿病を防止するために、グルテンの摂取制限を考え直した方が良いかもしれません」と、ゾン博士はプレスリリースでコメントしています。

MEN’S+/Men's Health

最終更新:4/15(土) 7:10
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