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爆破事故で右腕骨折のバルトラが公開書簡 恐怖を乗り越え復活に意欲「自分の怪我を誇らしく感じる」

4/15(土) 11:10配信

Football ZONE web

インスタグラムで事件を振り返り「ショックは薄まると同時に、意欲が湧いてきた」

 ドルトムントのスペイン代表DFマルク・バルトラは現地時間11日に予定されていたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝モナコ戦前にドルトムントのバスが標的にされた爆破事件で唯一の被害者となり、腕を骨折した。バルトラは自身のインスタグラムで事件を「人生で最も長く、苦しい15分だった」と振り返っている。

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 バルトラは入院中に家族のお見舞いを受けたという。

「彼らは全て。僕が色々な障害と人生で最悪の経験を乗り越えようと努力する理由なんだ」と家族への愛を振り返ったバルトラは事件について、「痛み、パニック、状況やどこまで続くのか、分からない不安……人生で最も長く苦しい15分だった」

 バス爆破事件の恐怖をこう振り返ったDFは心身ともに回復期を迎えているという。

「僕が言いたいことは、数日のショックは徐々に薄まると同時に、意欲が湧いてきた。それは、生きるため、戦うため、仕事をするため、笑うため、泣くため、感じるため、愛するため、信じるため、練習するため、人々を喜ばせるため、誰か、仲間、自分の情熱を愛するため、守るため、そして試合前に芝の匂いを感じ、モチベーションを高めることに対するものだ」

「たった一つの訴えたいこと」とは?

 今は爆破事件のトラウマを乗り越え、生きる意欲をこれまで以上に高めているバルトラは世の中にこう訴えかけている。

「僕が唯一訴えたいことがある。たった一つです。それは誰もが平和で戦争と無縁に生きることです。自分の痛み、酷い怪我を負った手首を見るにつけ、自分がどのような感情を持つのだろう。それはプライドです。自分の怪我を誇らしく感じます。我々に対して与えようとしたダメージのすべてがこれだったと考えるようにしています」

 ドルトムントで唯一の負傷者となったバルトラは爆破事件の被害を集約する格好となった骨折した手首を見るたびに「プライド」を感じるという。

 手首の治療に従事した医師、看護師、理学療法士に感謝したバルトラは最後に「僕はこれを書いて、自分を解放し、すべてを落ち着かせる必要があった。今はなるべく早く100パーセント回復することだけに集中しています」とメッセージを締めくくった。

 スペイン語で記された公開書簡には「マルク、頑張れ!」など激励のメッセージが寄せられている。右腕をギブスで固定しているバルトラだが、事件の恐怖と決別し、完全復活への道のりを歩み始めたようだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:4/15(土) 11:10
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