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ミランの劇的同点弾で史上初“昼開催ミラノダービー”は2-2ドロー 長友フル出場、本田は出番なし

4/15(土) 21:40配信

Football ZONE web

“チャイナ・ミラン”初陣で後半ATにドラマ サパタのゴールで追いつく

 伝統の一戦、ミラノダービーは劇的な引き分けに終わった。15日のインテルとACミランの一戦は、前半のうちにインテルが2点を先行したが、後半はミランが反撃に出てラストプレーで追いつく驚異の粘りを見せて2-2のドローに持ち込んだ。インテルの日本代表DF長友佑都はフル出場し、ミランの同FW本田圭佑に出番はなかった。

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 インテルは昨季終了後に中国資本に株式約70%を売却。ミランも13日に中国資本への株式売却手続きが正式に完了し、“チャイナ・ミラン”としての初戦が“チャイニーズ・ダービー”となった。そのため、中国時間のゴールデンタイムに合わせたミラノダービー史上初の現地時間12:30キックオフのランチタイム・マッチになった。

 インテルは長友がリーグ戦10試合ぶりにスタメン出場したが、立ち上がりはミランのペースだった。前半2分には立て続けにペナルティーエリア内で4本のシュートを放つ波状攻撃となったが、インテル守備陣が体を張ってブロック。同14分には右サイドを切り込んだFWジェラール・デウロフェウのシュートがゴールポストを直撃と、ゴールに迫る場面を作った。

 しかし、先制ゴールは我慢していたインテルに生まれた。同35分、最終ライン近くでボールを受けたMFロベルト・ガリアルディーニがロングボールを送ると、右サイドから回り込むように裏を取ったMFアントニオ・カンドレーバが抜け出し、バウンドを上手く合わせたボレーシュートを決めて先制に成功した。

 さらに同44分、インテルは左サイドをMFイバン・ペリシッチが突破すると、GKと最終ラインの間に鋭いグラウンダーのクロスを供給。これをFWマウロ・イカルディが押し込んで貴重な追加点を挙げ、2-0とリードしてハーフタイムを迎えた。

勝ち点2差は変わらずEL出場権争いは混沌

 ミランは後半に入って反撃に出たものの、後半21分にデウロフェウが左45度付近からゴール右を狙ったシュートを放ったが、インテルの守護神ハンダノビッチが好セーブを見せた。そうしたなかで迎えた同38分、ここまでサイドを封殺していた長友がついに決壊してしまった。

 ミランの右ウイングであるFWスソがボールを持ち、止まった状態で長友とマッチアップ。利き足である左足でのキックフェイントに食いついてしまった長友は、スソに縦への突破を許した。そこからの右足クロスを攻撃参加したDFアレッシオ・ロマニョーリが押し込み、ミランが1点を返した。それまでスソに高い位置で仕事をさせない“エースキラー”の名にふさわしいプレーを見せていただけに、長友には痛恨のワンプレーになった。

 そして後半アディショナルタイムも6分以上を経過したラストプレー、ミランは右CKを得るとキッカーのスソが中央に入れたボールはファーサイドに流れ、攻撃参加したDFクリスティアン・サパタがボレーシュート。クロスバーとゴールポストに当たったボールはゴールラインを超えたか微妙だったが、ゴールラインテクノロジーによりゴールが認められ、2-2の同点となりそのままタイムアップとなった。

 今季のダービーは、昨年11月の対戦ではインテルがラストプレーでのチャンスをペリシッチが決めて2-2で引き分けていたが、今度はミランがラストプレーで追いつく劇的な展開になった。これでミランが勝ち点58の6位、インテルが同56の7位と痛み分けに終わり、来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を得られる5位以内の確保へはサバイバルが続くことになった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:4/15(土) 22:07
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