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村田諒太、世界初挑戦のウラ話 金メダルから5年

デイリー新潮 4/15(土) 5:58配信

 クラスきっての美少女は高嶺の花。そこで、そこそこイケてる娘にアプローチしたけど、キス直前で“ごめんなさい。好きな人ができたの”。でも、失恋の傷癒えぬ僕は、意外な形で出会った彼女と恋に落ち――なんて喩(たと)えは失礼だろうか。

 ボクシングのロンドン五輪金メダリストでWBA世界ミドル級2位の村田諒太(31)の世界初挑戦が決まった。5月20日に東京・有明コロシアムで、同級1位のアッサン・エンダム(33)と王座決定戦を行う。

 ボクシングライターの話。

「この階級でいま圧倒的に強いのは、3団体統一王者のゴロフキンですが、村田なぞ歯牙にもかけてくれません。そこで陣営は、WBO王者のサンダースに照準を絞り、昨春から交渉を重ねてきました」

 一旦は交渉成立寸前までこぎつけ、村田もサンダース対策の練習まで積んでいたというのだが、

「アメリカで大人気の現WBO世界スーパーウェルター級王者がミドル級に階級を上げるという話が持ち上がり、サンダースがそちらに変心してしまったのです」

 しかし、捨てる神あれば拾う神あり、である。

「ややこしい話なので詳細は省きますが、ゴロフキンが強すぎるおかげでWBA正規王座が空位となって、1位のエンダムと2位・村田との間で王座決定戦が催されることになったのです」

 しかも、本来は挑戦するべき立場にもかかわらず、ホームの有明で戦えるのだ。興行としてもこれほどオイシイことはない。その上、

「エンダムは、強豪ひしめくミドル級で1位を張る選手ですから強いには強いですが、35戦で既に2敗しているし、昨夏のリオ五輪に出場して1回戦負けを喫した。世界戦としてはくみしやすい相手と言えます」

 もっとも、

「村田も、プロ転向後12戦無敗を誇るとはいえ、これまで大した相手と戦っておらず、しかも凡戦ばかり。どれだけ強いのか、疑問の声も少なからず上がっているわけですが……」

 七転八倒のラブストーリー、はたしてその結末は? 

「週刊新潮」2017年4月13日号 掲載

新潮社

最終更新:4/15(土) 5:58

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