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「テレビ風コンテンツ」制作に傾倒する BuzzFeedの思惑:需要高騰する動画コンテンツ

4/16(日) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

BuzzFeedが3月12日、FacebookとYouTubeに、食を中心に扱うネット動画シリーズ「Worth It」の第2シーズンを配信開始した。この番組では、司会者3人が3種類の価格帯(低価格、中程度の価格、高価格)の料理を試食し、どれが一番価格に見合っていたかを評価する。BuzzFeedのweb番組のなかでも最大級の成功を誇り、3月12日のエピソードは、配信開始から24時間で350万回視聴された。

BuzzFeed幹部のマシュー・ヘニック氏によると、同社は現在、「Worth It」を含め31番組のコンテンツ開発または制作を進めているという。同氏は、動画部門となるBuzzFeed Motion Picturesで番組開発を率いている。

無料・有料問わず人気もの

番組の配信パートナーは多岐に渡る。たとえば、「BuzzFeed Unsolved」のような一部の番組は、Facebookのほか、BuzzFeedのサイトとアプリでも配信される。そうした無料の番組に含まれるBuzzFeedの人気フードブランド「テイスティ(Tasty)」は、「テイスティ・デート・ナイト(Tasty Date Night)」や「テイスティ・ストーリー(Tasty Story)」などを制作している。

ほかの番組は、ストリーミング配信パートナーから配信料を受け取る。たとえば、キンタ・ブランソン氏の「Broke」やザ・トライ・ガイズ(The Try Guys)の「Squad Wars」は、YouTube Redで配信。また、ケルシー・ダラー氏の「Am I Doing This Right?」はコムキャスト(Comcast)のウォッチャブル(Watchable)で、ブランソン氏の「Up for Adoption」はベライゾン(Verizon)のゴー90(Go90)で、それぞれ配信されている。BuzzFeedは出資者のNBCユニバーサルとの関係を通じて、ミシシッピ州の10代の若者が死亡した未解決事件に関して、BuzzFeed Newsの調査に基づく犯罪ドキュメンタリーシリーズのようなテレビ番組も展開中だ。

FacebookやSnapchat(スナップチャット)、OTTサービスがテレビ風の番組を求めるなか、BuzzFeedはほかのコンテンツパートナーと同様に、プラットフォーム各社と独占番組の制作に向けた交渉を重ねていると、ヘニック氏は明かす。「プラットフォームを所有する企業と、そのオーディエンスの両方が、コンテンツを求めている」と、ヘニック氏は指摘する。「我々はそのおかげで、デジタルシリーズがどれほどの大ヒットになり得るかを示すことにおいて、市場をリードすることが可能だ」。

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最終更新:4/19(水) 15:51
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