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羽生結弦、功績はフィギュア界を超越 米記者「スポーツ界の神殿に相応しい」

4/16(日) 10:10配信

THE ANSWER

輝き続ける日本の22歳、米専門メディアが賛辞「熱狂はスポーツ史上でも屈指」

 2016-17年の男子フィギュアスケート界で輝いた日本のエース・羽生結弦(ANA)。グランプリ(GP)ファイナル4連覇にフリー歴代世界最高得点を叩き出すなど、まさに充実一途のシーズンとなった。フィギュア界を飛び越え、一流のアスリートと知られることになった22歳について、米スケート専門メディア「アイスネットワーク」は「すでにスポーツ界の神殿に相応しいことは、疑いの余地はない」と最大級の賛辞を送っている。

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「2016-17年シーズンから見える10の観測」との見出しで、フィリップ・ハーシュ記者が今季のフィギュア界を総括。10大項目の一つに「ユヅル・ハニュウ」を挙げている。

 記事では、14年のソチ五輪金メダル、GPファイナル4連覇、世界最高得点など、輝かしいキャリアを歩んできたことを紹介。「日本と世界にまたがるファンの熱狂は、SNSの力もあり、スポーツの歴史上でも屈指のものかもしれない」と称賛している。

 今年は4月の世界選手権(ヘルシンキ)のフリーでは4つの4回転を完璧に決め、自身が持つ世界歴代最高得点を更新。ショートプログラム(SP)5位から大逆転で3年ぶりの世界王者に返り咲いた。

 アイスネットワークの同僚であるジャッキー・ウォン記者が羽生の偉大さに関して考察しているとした上で「間違いなく、彼の登場以前に、完成された芸術性と4つの4回転ジャンプを混ぜ合わせた存在はスケート界にいなかったはずだ」と記述。フィギュア選手として、芸術性とジャンプの両方を持ち合わせる完璧なスケーターとみているようだ。

平昌五輪の連覇に期待「時代を代表するアスリートを目撃することになる」

 その一方で過去のスケーターと功績を単純に比較することは不可能と分析している。理由としてジャッジ、得点に関するシステムの違いやジャンプの進化が存在していることを挙げ、「判断する上でベストの方法は、その時代でどれだけ圧倒的な存在であったか、という点で比較することだ」と指摘。その上で、こう述べている。

「これに基づけば、22歳のハニュウがすでにスポーツ界の神殿に相応しいことは、疑いの余地はないだろう」

 世界で「圧倒的な存在」となった日本の22歳を「スポーツ界の神殿」と表現。もはや、羽生結弦という功績はフィギュアを超越し、スポーツ界に名を残す存在になったと分析している。

 今季は国別対抗戦(20~23日、代々木第一体育館)に出場を予定しているが、早くも来年の平昌五輪に注目が集まる。記事は「2018年の冬季オリンピックで彼は、さらにその功績を増やすかもしれない。ソチ五輪ではフリーで2度のミスがありながら金メダルに輝いている」と連覇に期待を込め、こう締めくくった。

「来年の2月には、4年に一度しかスケートを見ないという人達も、時代を代表するアスリートを目撃することになるだろう」

 フィギュア界のみならず、スポーツ界を代表するアスリートと数えられるまでに飛躍した羽生結弦。日本の絶対王者は、これからどんな足跡を残し、世界のファンを魅了させてくれるだろうか。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:4/16(日) 11:18
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