ここから本文です

強靭なパワープレーに屈したレスター、難敵と痛み分け…。岡崎はベンチ入りも出場せず

4/16(日) 1:10配信

SOCCER DIGEST Web

英国らしいマッチアップが随所で見られる一戦に。

 現地時間4月15日、セルハースト・パークでプレミアリーグ33節のクリスタル・パレス対レスターが開催された。
 
 前節、エバートンに完敗を喫したレスターは、3日後にチャンピオンズ・リーグ準々決勝第2レグのA・マドリー戦が控えているため、主力を外して試合に臨んだ。2ボランチの一角にはドリンクウォーターに代わってキングが入り、最前線には岡崎ではなくウジョアが10試合ぶりに先発で起用され、ヴァーディーと2トップを組んだ。
 
 試合はアウェーのレスターがセットプレーから先制点をもぎ取る。6分、左サイド敵陣深くからのフクスのスローインを攻め上がったフートがヘディングで押し込んだ。
 
 早々に先手を取ったレスターに対して、クリスタル・パレスは1トップの長身FWベンテケをターゲットにした空中戦を仕掛けていく。これが見事にハマって、ホームチームは徐々にペースを掴み始める。17分にはベンテケが胸トラップから惜しいシュートを放ったが相手守護神シュマイケルに弾かれた。
 
 このパワープレーにレスターは徐々に慣れ始め、受け身にはなったものの危なげなく試合を展開。何とかしたいクリスタル・パレスは36分にタウンゼントが単独突破から惜しいシュートを放ったが、シュマイケルの牙城を崩すには至らない。
 
 クリスタル・パレスがパワープレーを選択したことで英国らしい肉弾戦が随所見られた試合は、レスターがリードして折り返しとなった。
 
 後半に入りレスターは、相手の力技に対してスピードで応戦していく。48分にはマハレズがドリブルからゴール左隅をかすめるシュートを放つ。
 
 これで勢いにリズムを掴んだレスターはカウンターから追加点を奪う。52分、マハレズのスルーパスに抜け出したヴァーディーがペナルティーエリア内まで持ち込むと、相手DFシュラップを切り返してかわして、落ち着いてフィニッシュした。
 
 2点差としてアウェーチームが一気に勢いに乗るとかと思われた試合だったが、2分後にクリスタル・パレスが意地を見せる。54分、オーバーラップをしたシュラップのクロスボールがシンプソンに当たってルーズになると、これをボックス内でフリーとなったキャバイエが冷静に流し込んだのだ。
 
 相手に傾きかけた流れを引き戻したクリスタル・パレスは、再びパワープレーでレスターを崩しにかかる。するとこの力技がついに相手の牙城を打ち砕く。
 
 70分、左サイドを突破したタウンゼントがペナルティーエリア内にクロスボール供給。これをベンテケがヘディングで豪快に叩き込んでネットを揺らしたのだ。
 
 追いつかれたレスターは、75分にドリブラーのグレイを投入。しかし、チーム全体の運動量が下がって攻撃のキレが失われたために反撃の糸口を見出すことができず……。相手の攻撃を跳ね返すのがやっとだった。
 
 残り時間が5分を切ってから、逆転を狙うクリスタル・パレスが一方的に攻め込む展開となるも両チームに得点シーンは生まれず。結局、試合は2-2のドロー決着となった。
 
 相手のパワーの前に屈して勝ち試合を落としたレスターはこれで公式戦3戦未勝利。絶対勝利が必要な3日後のA・マドリー戦に向けて、後味の悪い試合となった。
 
 

最終更新:4/16(日) 1:13
SOCCER DIGEST Web