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「守り方を知らない」バルサはCLで奇跡を再現できるのか? ファンは3割が…

4/16(日) 17:51配信

SOCCER DIGEST Web

4日後の逆襲を信じ込ませるどころかむしろ…。

 マラガとユベントスに敗れ、今シーズン初の連敗を喫していたバルセロナは4月15日、ホームでレアル・ソシエダと対戦。リオネル・メッシの2ゴールなどで3試合ぶりとなる勝利(〇3-2)を飾った。

 この日のバルサには、勝点3を獲得するほかにもうひとつ重要な”ミッション”があった。それは、カンプ・ノウのファンに「奇跡の再現」を信じ込ませること。つまり、トリノでの悲劇的な完敗をファンの脳裏から消し去るほどの完璧なパフォーマンスが、彼らには求められていた。

 勝点3の確保には成功した。だが、もうひとつのミッションは完全なる失敗に終わったと言っていい。4日後の大一番(チャンピオンズ・リーグ準々決勝第2レグのユベントス戦)を見据え、意気揚々とカンプ・ノウを後にしたバルサ・ファンは、おそらく皆無だったはずだ。

 思えば、ユベントスとの第1レグの前に、イタリアの名将ファビオ・カペッロはこんなことを言っていた。

「バルサは守り方を知らないチームだ」

 そして奇しくもバルサは、トリノでのユベントス戦に続きR・ソシエダ戦でも、この元レアル・マドリー監督の言葉を証明する形となった。守備の不安定さはまるで改善されず、あっさり失点を許し、ポゼッションでは上回りながらも、最後まで試合をコントロールすることはできなかった。

 4点のビハインドを跳ね除けたホームのパリ・サンジェルマン戦、カンプ・ノウのスタンドを埋めた10万人近い大観衆は、ホームチームの逆転勝利を信じていた。だからこそ、アウェーチームは恐怖に怯え、あの奇跡が起きたのだ。

 地元紙がユベントスとの第1レグの直後に実施したアンケートによれば、バルサの勝ち抜けを予想したファンは全体の約3割程度だったという。そしてR・ソシエダ戦後、その数がさらに減っただろうことは容易に想像がつく。

 ミッション失敗により、19日のカンプ・ノウに、パリSG戦と同様のサポートを期待するのは難しくなったが、そんななか、ルイス・エンリケ監督率いるバルサは、再びファンに魔法の夜をプレゼントできるのか。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部

最終更新:4/16(日) 21:04
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