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私がプロレスに心揺さぶられる、これだけの理由

オトナンサー 4/17(月) 15:22配信

 ローカルプロレスラー探求家のたこ焼きマシンです。オトナンサー編集部から今回、なぜプロレスに魅せられたのかを語ってほしいとのリクエストがあったので、いくつか理由を挙げてみようと思います。

【写真】強烈なキックを放つ、隻腕レスラーのSAKA選手

自分の「弱み」さえ生かす力強さ

 プロレスはほかの格闘技に比べ、「縦の動き」が多いことが特徴です。コーナーやロープに飛び乗って仕掛ける空中殺法や、相手を高くまで持ち上げてから落とす投げ技などが縦の動きに当たります。相手をコーナーへ乗せて投げる、「雪崩式」と呼ばれる攻撃はド迫力のひと言です。

 選手のキャラクターも個性豊かです。過去の記事では動物をモチーフとした選手を紹介しましたが、そのほかにも自然をモチーフにしたり、障害に負けない選手がいます。沖縄のローカルプロレス団体「琉球ドラゴンプロレスリング」の「ハイビスカスみぃ」選手、台湾のローカルプロレス団体「新台湾プロレス」(NTW)の「SAKA」選手を例に、説明しましょう。

「琉球ドラゴンプロレスリング」唯一の女性選手(4月中旬時点)のため、普段は男性選手と試合をしている、ハイビスカスみぃ選手。普通に考えれば、格闘技で女性が男性に勝つのは、かなり難しいでしょう。

 しかし、そこはプロレス。まともにやり合って勝つのが難しいのなら、まともにやり合わなければいいのです。ハイビスカスみぃ選手の得意技は「うそ泣き」。相手の攻撃を受けた後、なんとリング上で泣き出すのです。当然のことながら男性選手はうろたえますが、みぃ選手はそんな男性選手の急所を蹴り上げ、反撃するパターンを得意としているのです。男性選手を相手にするからこそ使える「女の武器」といえるでしょう。

「SAKA」選手は、左腕一本で相手と渡り合う、隻腕(せきわん)のプロレスラーです。片腕を相手の首に巻き付け、もう一つの腕で自身の腕を引きつけて締め上げる「スリーパーホールド」という技がありますが、SAKA選手の場合、それができない代わりに相手の頭にかみつくのです。

 また、相手の攻撃をギリギリまで引きつけ、半身をわずかに反らしてキックで反撃することもあります。SAKA選手はハンディキャップを補うのではなく、ハンディを生かした戦いをする選手であり、自分の「弱み」さえ生かす、個性のぶつかり合いはとても見応えがあります。

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最終更新:4/17(月) 15:28

オトナンサー

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