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シャワーじゃダメ! 「冷え性」によく効く入浴法とは

4/17(月) 17:00配信

オトナンサー

 突然ですが、「冷え性」でお悩みではありませんか。とりわけ女性にとっては、冷え性は大敵。冷えは体のさまざまな不調にもつながるため、しっかりとした対策が必要になります。

 そこでオトナンサー編集部では、冷え性の改善に効果的な入浴法について、医師の尾西芳子さんに聞きました。

心臓や脳の血流を守るメカニズム

 尾西さんによると、ひと口に冷え性といってもさまざまな原因やタイプがあります。

 まず、冷え性の基本は「全身の隅々まで血流が巡っていない状態」です。血行が悪くなるのは、人間には、体が冷えると心臓や脳など重要な臓器の血流を守るために、手足の先の血管を締めて、末端の血流を減らすメカニズムがあるためです。その分、心臓や脳に行く血流が確保されるというわけです。

 続いて冷え性のタイプです。

 手足の先が冷える「末梢型」の冷え性は、女性によく見られます。ほかにも、ダイエット中で熱の源となるエネルギーが不足してしまう「エネルギー不足型」や、運動不足が原因で、熱を発生させる筋肉が少ない「運動不足型」(女性は男性よりも筋肉量が少ないため、このタイプの冷え性にもなりやすい)、体を冷やす水分が多い「むくみ型」などがあります。

 むくみ型に関して、女性は元々、ホルモンの関係でむくみやすいといいますが、塩分の多い食事をすることで、むくみはさらに悪化してしまいます。

入浴後に体温が逃げるのを防ごう

 それでは、体を温めるのに効果的な入浴法はどのようなものでしょうか。

 尾西さんによると、お風呂はシャワーだけという人は注意が必要です。「冷え性の人は1日1回、お風呂にしっかりと浸かって体の隅々に血流を届けましょう」。ただし、急に熱いお風呂に入ると、血管が驚いて「キュッ」と締まってしまうため逆効果。39~40度ほどのお湯で、じんわりと汗をかくまで温まるとよいそうです。

 また、ソルト(食塩でも可)や炭酸成分の入った入浴剤には、体を温める効果やお風呂を出た後の保温効果があります。

 最後に、お風呂を出た後の対策について聞きました。

「せっかく温まっても、就寝までに冷えてしまっては意味がありません。水分は蒸発する際に熱を奪ってしまうため、まずはしっかり体を乾かすことが大切です。特に冷えやすいのが首、手首、足首。靴下を履いたり、乾いたタオルを首に巻いたりして体温が逃げるのを防ぎましょう」(尾西さん)

オトナンサー編集部

最終更新:4/17(月) 17:42
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