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「Amazonレビュー欄では、いまだ怪しい取引が横行する」:トップレビューライターの告白

4/18(火) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

Amazonでよいレビューを得るために密かに行なわれている行為をとってみても、マーケティング関連の仕事の多くは魅力的というにはほど遠い。

小売業者はAmazonでよいレビューを書いてもらう代わりに、ライターに対して商品やサービスを無料で提供してきたが、これがあまりにも横行してしまった。そのため、Amazonはこうしたインセンティブつきレビューを排除すべく、2016年10月にコミュニティのガイドラインを更新。しかしあるランキングトップのライターによると、それにも関わらず多くの小売業者がこの新しいポリシーをうまく避けようとしているようだ。

業界人に匿名で本音を語ってもらう「告白」シリーズ。今回はAmazonのレビュアーがAmazonのポリシー変更に対する思いを語り、小売業者が行っている回避策を暴露する。下記は抜粋であり、わかりやすくするため若干編集されている。

――そもそもAmazonで影響力のあるレビュアーになるには?

私はここ数年間、時折Amazonでレビューを書いてきたが、去年に限っては本気で取り組んでいた。その理由は、突然レビュアーランキングのトップ1万に入り、その後も急に順位が上がっていったからだ。そのとき私はどこまで上に行けるか試してみようと決断した(彼女はトップ50まで登り詰めた)。

トップ1万に入ってからは、ベンダーが次々と商品のレビュー依頼を送ってきた。当時はまだ、レビューと引き換えに商品を受け取ったということを明記しさえすれば、ベンダーはレビュアーに無料で商品を送ることができた。

――レビューと引き換えに無料で受け取った最も高価な商品は?

50ドル(約5600円)相当のBluetoothスピーカーだ。

――商品レビューの需要が最も高い製品カテゴリは?

携帯電話のアクセサリ、Bluetooth対応デバイス、またはベビー用品だ。

――昨年10月にAmazonが取り締まりを実施したあと、何か変化は?

取り締まり前は、ベンダーはレビューを書いてもらうために商品を無料で提供することができた。しかし、ポリシー変更後、ベンダーはそれができなくなり(書籍を除く)、レビュアーのレビューを書く代わりに商品を無料で受け取ることができなくなった。

これはレビューを書いて商品をゲットしよう、という人に大きな影響を与えたはずだ。私は、あるトップレビュアーのアカウントがAmazonによって突然削除されたことを知っている。

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最終更新:4/19(水) 15:51
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