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官製春闘が失速する中で――財界がじわりと「安倍離れ」(選択出版)

選択 4/20(木) 9:30配信

「安倍晋三首相が財界を半ば恫喝していた」(財界関係者)官製春闘が四年目にして失速した。首相は「前年並みの賃上げを」と訴えたが、大手のベースアップは前年実績を下回り、この四年間で最低水準に落ち込んだ。
 今年一月に経団連の経営労働政策特別委員会が「過去三年連続で賃上げしたにもかかわらず、個人消費は力強さを欠き、経済の好循環を十分実感できない」とのレポートを発表している。財界の内情に詳しい専門紙記者は「弱体化しつつある安倍政権への明らかな反旗」とみる。
「大して儲からない政治主導」(前出財界関係者)の対露投資につき合わされ、経済の重要相手国である韓国との関係は冷え切ったままで解決の見込みもない。安倍政権に嫌気が差すのも仕方がない。
 ここにきて首相が「森友学園問題」に巻き込まれ、財界に圧力をかけるのもままならなくなった。三月十六日に開かれた日本商工会議所の通常会員総会では「もう少し力強い賃上げを望みたかった」とボヤくのがやっと。財界の「安倍離れ」は今後加速していきそうだ。
                              選択出版(株)

最終更新:4/20(木) 9:30

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