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驚速新人ガスリー、スーパーフォーミュラ初のデビューウィンなるか?

4/20(木) 11:51配信

webスポルティーバ

◆2017年スーパーフォーミュラ開幕プレビュー

 4月22日~23日、鈴鹿サーキットにて全日本スーパーフォーミュラ選手権が開幕する。今年も見どころの多い開幕戦だが、一番の注目はやはりプレシーズンテストで絶好調だった新人ピエール・ガスリーだろう。

【写真】タイムスリップで出現した、日本の怪物マシン

 昨年のGP2シリーズでチャンピオンを獲得したフランス生まれ21歳のガスリーは、今年からスーパーフォーミュラに参戦。今シーズン初の走行機会となった第1回公式合同テスト(3月6日~7日@鈴鹿)では、いきなり総合3番手タイムを記録した。初めて駆るスーパーフォーミュラのマシンと、初めて走る鈴鹿サーキットで、ガスリーは周囲の予想をはるかに上回るパフォーマンスを披露したのだ。

 さっそくライバルや関係者からは、昨年の同シリーズに参戦して今年はマクラーレン・ホンダからF1にフル参戦しているストフェル・バンドーン以上という声が上がり、一気に脚光を浴びた。ただ、その一方で「今回の結果は単なる偶然。スーパーフォーミュラはそんなに甘いものではない」という見方をする関係者もいるなど、その評価はまだ分かれていた。ところが3月末、富士スピードウェイで行なわれた2回目の公式合同テストで、ガスリーの評価はさらに上がることとなった。

 こちらも初めて走るコースながら、初日の午前のセッションで2番手タイムを記録。午後はウェットコンディションで満足に走り込むことができず、2日目の午前は降雪により中止となったが、天候が回復した最後の走行時間では3番手タイムを記録した。ここでも経験豊富なライバルたちを抑え、上位に食い込んだのである。

 テストを終えたガスリーは「まだまだやらなければいけないことはあるけど、富士のテストでさらに自信を深めることができた。ただ、(周囲は)何年もこのレースで戦ってきた人たちばかりだから、初めて参戦する自分がどこまでできるのかは、正直やってみないとわからない。でも、レースは昨年11月のアブダビ(GP2最終戦)以来、ライバルと直接競争をする機会がなかったから、開幕戦の鈴鹿のレースが待ち遠しい。僕にとっては長い冬休みが明けるような気分だよ」とコメント。開幕に向けて万全の準備ができている様子だった。

 ガスリーは鈴鹿だけでなく、富士でも初めて走るとは思えないほどの速さを披露した。その要因のひとつとして挙げられるのは、入念なコースの下見だ。

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