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4年間で16回の故障離脱…もはやベイルに未来は託せない?

SOCCER DIGEST Web 4/20(木) 11:30配信

アザールの合意報道は単なる偶然か!?

 4月18日の大一番、バイエルン戦(チャンピオンズ・リーグ準々決勝セカンドレグ)にガレス・ベイルの姿はなかった。6日前の第1レグで痛めた右ふくらはぎの状態が思わしくなく、15日のS・ヒホン戦(リーガ33節)に続いて欠場を余儀なくされたのだ。23日に行なわれるリーガ34節のバルセロナ戦に出場できるかどうかも、現時点ではわからない。

 ベイルが今シーズン、怪我で戦列を離れるのはこれが3度目。昨年11月には右足首の腱を脱臼して手術を受け、戦列に復帰するまでに3か月近くを要した。1か月以上の長期離脱は、これで2シーズン連続だ。

 それだけではない。スペイン・メディアによれば、レアル・マドリーに入団してからの4年間で、このウェールズ代表は大小さまざまな怪我により16回もの離脱を繰り返してきたという。長期欠場は既述の2回だけだが、それにしても多すぎる。

 現地マドリードでは、かつて大きな期待を背にR・マドリー入りしながら、故障ばかりでまったくインパクトを残せなかったロベルト・プロシネツキ(元クロアチア代表MF)と比較する向きもある。さらには、入団1年目を全休するなど怪我に祟られつづけ、実質2年間の在籍で9試合の出場(リーガ)にとどまったジョナサン・ウッドゲイト(元イングランド代表DF)を引き合いに出すメディアもあるほどだ。

 好調時は違いを作り出しており、プロシネツキやウッドゲイトとの比較はさすがに大袈裟にしても、ベイルが強い逆風に晒されているのは確か。昨年2月に怪我から復帰して以来、パッとしないパフォーマンスが続いていたことも響いているのだろう。

 1億ユーロ(約120億円)という史上最高額(当時)の移籍金で、トッテナムから鳴り物入りでやって来たのが13年夏。自他ともに認めるクリスチアーノ・ロナウドの後継者として、とりわけフロレンティーノ・ペレス会長の寵愛を受けてきたが、こうも怪我が多くては、クラブとしてはチームの未来を託すのを躊躇するかもしれない。

 折しもスペインでは、R・マドリーがチェルシーのエデン・アザールと今夏の移籍で個人合意に達したと各紙が報じたばかり。これは偶然ではないかもしれない。

 はたしてベイルはこの逆境を乗り越え、自らの価値を証明できるのだろうか。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部

最終更新:4/20(木) 12:14

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