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サンクス完全消滅まで約1年 あの独自商品は存続するか?

マネーポストWEB 4/21(金) 16:00配信

 ユニー・ファミリーマートホールディングスは4月11日の決算発表で、コンビニチェーン・サークルKとサンクスのファミリーマートへの転換を、当初の予定よりも前倒して、2018年8月までに全店で実施すると発表した。

 昨年9月に旧ユニーと旧ファミリーマートが経営統合して初となった同社の決算。収益の要であるコンビニ事業において、約1300億円を投資する計画であり、2019年2月に予定していたブランド統一を半年前倒しすると明らかにした。同社はさらなる事業拡大に向けて攻勢をかけるとみられる。

 そうした事態に、ネットではかねてからサンクスがなくなることを悲しむ声が上がっていた。なかでも多くのユーザーが反応していたのは、価格帯がほとんど同じであるコンビニ業界の中であって、際立っていたサンクス独自商品のコスパの良さだ。ツイッターには、

〈商品のコスパが一番高いコンビニだったので残念…〉
〈これは残念だなぁ、味やコスパで唯一セブンに並んでたと思うので、ほんと惜しい…〉

 とその消滅を惜しむ声であふれている。

引き継がれる商品と消滅する商品

 現在、独自商品の状況としては、看板はサンクスでも店内の商品はファミリーマートという、いわば“サンクスの皮をかぶった店舗”がほとんどで、サンクス独自商品は徐々にその姿を消している。

 サンクスから引き継がれる商品については、スイーツブランド「Cherie Dolce(シェリエドルチェ)」は惜しまれながら消滅したものの、「濃厚焼きチーズタルト」はそのまま存続、「蔵出しとろけるプリン」は名前を変えて「蔵焼きとろけるプリン」として発売されている。他にも、4月11日には大きく丸い形の握り飯に海苔を包んだサンクスの人気商品「ばくだんおむすび」が「ばくだんおむすび 唐揚げマヨ」(税込230円)として電撃復活を果たし、話題となった。

 サンクス独自商品が全てなくなるわけではなさそうだが、引き継がれるシリーズのすべてが存続するという保証もなく、未だにどの商品が“選抜”されるかは不透明だ。

 例えば、ジャンボ焼き鳥シリーズ。サンクスは「モモ」や「ネギマ」といたスタンダードなものから「ヤゲン軟骨」「ももニンニク」「ぼんじり」「ハラミ」といった、他のコンビニにはない独自色の強いメニューを打ち出してきた。対して、ファミリーマートは、ファミチキをはじめ、から揚げやコロッケなど揚げ物が主戦力であり、両者のファン層は相容れないかもしれない。それゆえ、ツイッターでは、サンクスのファンが、

〈サークルKサンクスのジャンボ焼き鳥のハラミがおかずとしてのコスパ最強なのでファミマになっても是非続けてほしい〉
〈焼き鳥はプレートで焼きながらタレを塗るから正直、店員としては大変だったけど、ほんと美味しかったしコスパよかった〉

 などと、少しでも多くの焼き鳥のメニューが引き継がれることを願っていることが伺える。

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最終更新:4/21(金) 16:00

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