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76歳、まだまだ現役! グレース・コディントンが語る、心に響く名言集。

4/21(金) 19:02配信

VOGUE JAPAN

4月20日はグレース・コディントンの誕生日。常にクリエイティブであり続ける彼女が御年76歳と聞いたら、誰もが驚くはず。2016年にUS版『VOGUE』を退職するまで、美しいストーリー作りに全てを注いできた。20代の人気モデル時代や盟友アナ・ウィンターとの信頼関係をはじめ、大の猫好きとしても知られる素顔に迫る!

空想好きの内気な少女がVOGUEと出会った時。

“頭の中はいつもロマンティックな空想でいっぱいだった”

グレースが育ったのはイギリス・ウェールズ北西部のアングルシー島。霧が深く、雨がよく降る荒涼とした景色のなか、いつも空想にひたって過ごしていたそう。実家一族が経営するホテルの図書室で豪奢な革製の本を読んだり、娯楽室で卓球をしたり、ヨットに揺られたり。通っていた修道院付属の学校では他の子と一緒に食事が取れず、両親が近所のカフェのランチを手配していた。そんな内向的で夢見がちな少女に刺激を与えたのは、町の映画館と雑誌『VOGUE』だった。

オードリー・ヘップバーンに憧れ、『VOGUE』に載っている美しい写真を見ては空想をめぐらせ、何もかもが光り輝いて見えるその世界に没頭していった。当時『VOGUE』の付録だった型紙を使って、50s風のドレスなども自作。そして“ロンドンのモデル学校で人生を変える2週間コース”に申し込んだのが18歳のとき。その情報が掲載されていたのも『VOGUE』だった。

お互いが引き寄せ合う。アナ・ウィンターとの信頼関係。

“「わたしがいる限りあなたも道連れよ」、アナはそう言った”

1988年、アナ・ウィンターがUK版のエディターからUS版『VOGUE』の編集長になることが決定。そのとき、一時NYのカルバン クラインで働いていたグレースは、アナと再び一緒に仕事をしようと決意した。グレースはもともとアナのとてつもない自制心や猛烈な忙しさを切り盛りする力(「『さっさと行動に移さない?』とアナは常に言っていた」)を賞賛していたのだ。

それから26年間、グレースはファッションエディターとして、一流のスタッフとともにファッション史に残るクリエイティブな誌面を作り続け、『VOGUE』を盛り上げていった。

グレースの70歳の誕生日には、アナは彼女(過去に2度結婚をしたが離婚に至る)の現在のパートナーでヘアスタイリストのディディエ・マリージュと一緒に、デザイナーやモデル、写真家、雑誌関係者を招いて盛大なパーティーを開催。そこでアナはこうスピーチした。「私にとって、美の案内役であるあなたは雑誌の心であり魂であり、守護神であり門番です」と。

Text: Atsuko Tanimura (spin!)

最終更新:4/21(金) 19:02
VOGUE JAPAN

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