ここから本文です

結果自然成! リーダーが知っておくべき「禅語」3選

4/21(金) 17:10配信

ライフハッカー[日本版]

リーダーには「風格」がなければなりません。
存在そのものが威厳に満ち、しかし傲慢ではなく、振る舞いは常に謙虚であることが求められます。
リーダーには「育成力」がなければなりません。
部下を立派に、一人前に、さらにともに力を合わせて仕事を遂行するパートナーに育て上げる必要があります。
リーダーには「平常心」がなければなりません。
何があっても動じない、それでいて何事にも臨機応変に対応できる柔軟性を持ち、冷静に行動することが肝要です。
リーダーには「行動力」がなければなりません。
大所高所から物事を見て判断し、自ら率先して迅速かつ的確に行動することが、組織の原動力になるのです。
リーダーには「信頼力」がなければなりません。
社内外のあらゆる人たちに「この人についていけば間違いない」と思わせる中身を持っていることが大切なのです。
(「はじめに」より)

こう述べているのは、曹洞宗徳雄山建功寺住職である『リーダーの禅語』(枡野俊明著、三笠書房)の著者。つまり本書では、リーダーが身につけるべき力をこの5つに集約し、それらを身につけるためのヒントとなる「禅語(禅の言葉)」を紹介しているのです。

少し意外な気もしますが、著者は企業に招かれて禅の話をするたび、「リーダーが禅と向き合うことの有用性」が認知されてきたと実感しているのだとか。だとすれば、ビジネスパーソンが禅から学べることは、決して少なくないわけです。きょうは第4章「『行動力』----チャンスをつかむ『準備』はできているか」から、いくつかの禅語を抜き出してみたいと思います。

成功は「積み重ね」の先に結果自然成

「あいつは運がいいな。チャンスに恵まれているな」と感じさせる人がいます。では、運のいい人と悪い人、チャンスに恵まれている人といない人、その差はどこにあるのでしょうか? それは、日々コツコツと努力を重ねているかどうかにかかっているのだと著者は断言しています。

チャンスは誰にでも平等にやってくるもの。そして努力をしている人は、いつでもチャンスをつかまえる準備ができている状態だからこそ、「いい話が来た!」というときに、すぐ行動に移してことを成し遂げられるというのです。しかもそうやって結果を出せば、次から次へとより高いレベル、よりスケールの大きな仕事が舞い込んでくるもの。チャンスが“雪だるま式“に増えていくというのです。

ところが、あまり努力をしない人は準備不足なので、「ちょっと勉強が足りない。経験が不足している」という状態にとどまったまま。そのため、チャンスをつかむことに二の足を踏まざるを得ないわけです。たとえチャンスに気づいて生かそうとしても、努力が足りないため結果は期待できません。そもそも努力していなければ、チャンスに気づくこともできないので、「チャンスに恵まれない」「運に見放された」という状況に陥ってしまうということ。

「結果自然成」という禅語は、「結果というものは自然に出てくるものであって、人間の作為や思惑、計らいを離れている」という意味なのだそうです。「だったら、努力しても仕方がないのでは?」と感じるかもしれませんが、そういうことではないのだといいます。たしかに「努力すれば報われる」とは限りません。努力が結果につながらないこともあれば、大した努力をしなくてもいい結果が出ることも、現実的にはあります。

しかし、それは一時的なことであり、結果がどうであれ、努力は続けることに意味があるというのです。いいかえれば、結果というのは必ずなんらかの努力の先に出てくるものだということ。

だから、チャンスをつかめない、もしくはチャンスに気づかないリーダーは、まだまだ自分は努力不足だと自戒しなければならないと著者はいいます。リーダーの大事な役回りは、チャンスを掴んで社の業績や部下の能力を引き上げていくこと。リーダーの座にあぐらをかいて日々の努力を怠っていると、「結果自然成」を遠ざけてしまうという考え方です。(140ページより)

1/2ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフハッカー[日本版]

株式会社メディアジーン

毎日更新中

ガジェットなどを駆使し、スマートに楽しむ仕事術「Lifehack」。「ライフハッカー[日本版]」では、その言葉を広義に捉え、生活全般に役立つライフハック情報を日々お届けします。