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突然ダービーにフル出場。それでも 長友佑都は今夏インテルを出ていく

4/22(土) 8:11配信

webスポルティーバ

 先週のミランとのダービーで長友佑都が先発フル出場し、周囲を驚かせた。

 しかし、そのことに惑わされてはいけない。ステーファノ・ピオリ監督が彼を起用したのは、純粋にテクニカルな理由からで、別にインテルでの彼の立ち位置が変わったわけでも、未来が変わったわけではない。残念ながらユウトはすでにインテルのプロジェクトの蚊帳の外にある。それでもこれまでと変わることなく練習にいそしむ彼を、インテルのスタッフやチームメイトたちは高く評価してはいるが……。

【画像】2年ぶりにリーグ戦でベンチ入りした内田篤人

 監督が代われば、選手への評価も変わり、チーム内の新たなヒエラルキーが確立される。長友とインテルの契約は2019年の6月まであるが、長友のインテルでの日々は、今シーズンいっぱいでほぼ間違いなく終わるだろう。中国の新オーナーの考えも長友とは別なところにある。

 彼らは今年の夏、少なくとも2人のDFを獲得し、レギュラーに据えるつもりだ(ヴォルフスブルクのリカルド・ロドリゲス、マンチェスター・ユナイテッドのマッテオ・ダルミアン、アトレティコ・マドリードのシメ・ヴルサリコが今のところ候補だ)。インテルに残るバックスは彼らより下の順位から競争をスタートすることを覚悟しなければならない。

 そこで長友とダビデ・サントンはミラノを出ていく道を選択することになるだろう。一方、ダニーロ・ダンブロージオは残る道をとって、2022年まで契約を更新した。昨年夏にジェノアから獲得したクリスティアン・アンサルディと残ったポジションを争うことになりそうだ。          

 オーナー企業の蘇寧は今、インテルの大幅な改革と若返りを図っている。昨年の夏のメルカートでは、まだオーナーに就任したばかりで勝手が分からず、ジョアン・マリオとガブリエウ・バルボサを獲得したにとどまったが、今シーズンは彼らもオーナーとして1シーズンを過ごし、チーム運営にどうやって関わり、そしてどのように口を出したらいいかを学んできた。この夏はメルカートにも大きく関わってくるだろう。

 彼らの改革はもしかしたら、まず監督から始まるかもしれない。ヨーロッパリーグ(EL)でもコッパイタリアでも敗退し、リーグでも順位を下げている今、ピオリがこのままインテルベンチに残るかどうかは微妙だ。

 新監督候補には現アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督やチェルシーのアントニオ・コンテ監督の名前が挙がっている。彼らを獲得するために蘇寧はかなりの金額を用意しているとも聞く。また彼らの他にも、候補リストにはルチアーノ・スパレッティ(ローマ)、マウリシオ・ポチェッティーノ(トッテナム)、ウナイ・エメリ(PSG)などの名前が挙がっている。

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