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人気トランスジェンダーモデルが語る「私の人生」

4/22(土) 11:10配信

コスモポリタン

LGBTおよびトランスジェンダーの性自認について、少しずつ社会が動いている昨今。とはいえ、今年に入ってトランプ米大統領がトランスジェンダー保護政策を撤回するなど、セクシャルマイノリティを取り巻く環境はいまだ平等とは言えないのが現実。

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そんな中、トランスジェンダーであり人気モデルとして活躍するカルメン・カレラ(31歳)が「次世代の子どもたちを勇気づけたい」と自らの過去を告白。彼女は人生をどう歩み、どう受け入れてきたのか? コスモポリタン アメリカ版からお届けします。

「女性用トイレに入ると奇異な目で見られ、歓迎されていない雰囲気でいっぱいでした。」

すべてのトランスジェンダーの人が遭遇する“トイレ使用問題“――もちろん私にも経験があります。数年前までは男女どちらのトイレを使うべきかいつも悩み、毎回赤ちゃんのオムツ交換用の、ファミリー用トイレを使っていました。でもその後トランス(性別移行)がある程度進んだので女性用トイレを使うことに決めたのですが、中に入ると奇異な目で見られ、歓迎されていない雰囲気でいっぱいでした。だから空港ではトイレを使わず、機内に入るまでガマンしてしまうことも多かったんです。

現在トランスジェンダーの子どもたちが置かれている状況に“平等“はありません。このままでは子どもたちへのいじめを助長し、自殺する子も増えるでしょう。そんな今だからこそ、声をあげるべきだし、社会や政府は私たちの声に耳を傾けるべきだと思うのです。

私は大人しくて恥ずかしがりやな少年でしたが、しぐさや態度が“女の子っぽすぎる“という理由で、カトリック系の学校を退学させられた経験があります。男子生徒にいじめられても、かばってくれる人はいませんでした。その後公立の学校に移ったのですが、私のような子が学校生活を送るには、常に“生き延びるための術“を体得することが必要でした。“かばってくれる人と仲良しになる““目立たないようにする“などの戦略が必要だったのです。

息をひそめるように過ごした学生時代、プロム(卒業パーティ)にもパジャマパーティーにも行ったことはありません。私にはいわゆる青春時代もなかったんです。あの頃の自分に、今の私が持つ強さがあったなら…と思うことがよくあります。そのことが、私が声を上げている理由です。今のままの社会であれば、セクシャルマイノリティの子どもたちから未来を奪ってしまいます。

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最終更新:4/22(土) 11:10
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