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倉科カナ、出戻り父・伊勢谷友介に手を焼くが川本家を繋ぎ止めたのは“食事”だった

4/23(日) 8:22配信

otoCoto

女優・倉科カナが、4月22日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた、映画『3月のライオン 後編』の初日舞台挨拶に登壇した。

本作で倉科は、川本3姉妹の長女【川本あかり】として、亡き母、そして家を出た父に代わり、妹2人の面倒を見るしっかり者の女性を演じているが、舞台挨拶ではそんな川本家について「食べるシーンがとても好きでした。川本家はいびつな家族の形があって、毎日楽しく明るく美味しく食べているんだけど、何かを抱えていたりするんですが、そのシーンには、まさに食べることは生きることっていうことが詰まっているような気がします」と語り、「後編の伊勢谷さんとのシーンは、(気持ちを)あそこまで持っていくのが大変でしたね」と振り返っていた。

川本家の次女【川本ひなた】を演じた清原果耶も「零君(神木隆之介演じる【桐山零】)と川本家の皆さんで食事をするシーンがたくさんありましたが、休憩中からずっと賑やかで、毎日が本当に楽しかったです。映画を観た友達からも『リアルな感じに見えるよ』って言ってもらえました」と、食卓を囲んだ日々を思い返すと、【幸田香子】役を務めた有村架純も川本家のシーンが大好きだと明かしていた。

そんな“川本家”を捨てた、父【甘麻井戸誠二郎】役の伊勢谷友介は、前編・後編を通しての感想として「1作目から観ていて、棋士の皆さんの緊張感というか、人生をかけて将棋を指している姿が画面から伝わってきて、そのオーラにファンになってしまいました。その中に僕が入っていくのが申し訳ないっていう映画でしたね(笑)」と、真剣に将棋と向き合うプロの棋士たちとは真逆の、真剣に家族と向き合えないチャランポランな父親役を演じたことに恐縮していた。

また、伊勢谷は、天才棋士【宗谷冬司】役を務めた加瀬亮に対し「今回は、加瀬君が天才棋士を演じてますけど、“ハチクロ”(2006年公開の『ハチミツとクローバー』)の時は、僕が天才って言われてたんですよ(笑)」と、激しい対抗心を燃やしていたが、当の加瀬は、実は今回の映画をやるまでは将棋の指し方を知らなかったようで「イチから教わりました」と、謙虚な姿勢を示していたのだった。

なお、本作は、世界12大映画祭の一つに数えられる、「第20回上海国際映画祭」(6月17日開幕)に正式出品され、史上初となる『前編』『後編』の2夜連続プレミア上映が決定した。

この一報を受けて、主演の神木隆之介は「嬉しいです。たくさんの方に観て頂きたいですね。史上初の2夜連続プレミアということで、史上初って響きがイイですよねぇ。本当に幸せに思いますし、感謝しています」と、喜びをあらわにしていた。

さらに壇上では、大ヒットを祈願した鏡開きが行われたほか、観客へのサプライズとして、神木、有村、倉科、清原が巾着よりくじを引き、当選した4名へ映画にまつわるグッズをプレゼントした。

初日舞台挨拶にはその他、出演の前田吟と大友啓史監督も登壇した。

佐々木誠

最終更新:4/23(日) 8:22
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