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銀座で勃発した美女バトル。美食の街・東京で“都市伝説”と囁かれる名店に現れた強敵

4/23(日) 5:20配信

東京カレンダー

男性から食事に誘われたら、ひな子は必ずこう答える。

「メニューによります

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―ひなちゃん、銀座のすごいステーキ屋さんの予約が取れたよ。

裕太からのLINEが届いた瞬間、ひな子の胸に甘い興奮がジワジワと広がった。

―まさか、“あの店”じゃないわよね......?

「銀座のすごいステーキ屋さん」と言われたら、ひな子はどうしても“あの店”を思い浮かべてしまう。

東京は、美食を極めた街である。

星付きのレストランはいくらでもあるし、毎年話題の新店がいくつもできる。

料理人たちの技も日々進化しており、料理の味やクオリティの高さはもちろん、目を見張るほど斬新なメニューや、高級食材のオンパレードを繰り広げる店も多い。

簡単に予約の取れないレストランも後をたたず、それなりの有名店であれば、2、3ヵ月後の予約は当たり前、下手すれば3年越しの予約になる鮨屋だってある。

そんな東京において、グルメ人の間で密かに“王者”と呼ばれる、もはや都市伝説レベルのステーキ屋があるのだ。

しかし同い年の裕太に対して、それは流石に期待し過ぎだと、ひな子は大きく首を振った。

1人単価30万円?!都市伝説レベルの名店の噂

裕太が予約をした店は、まさかの『かわむら』であった。

『かわむら』は数ある東京の名店の中でも、確実に“別格”に位置付けられる店だ。

まず予約が難しいどころか、基本は取れない。完全紹介制で、しかも紹介者の同伴がないと店に行くこともできないのだ。

さらに一度訪問したからといって再訪できるわけでもなく、定期的に予約が取れるのは、ごく一部の限られた常連のみだという。

そしてさらに驚くべきは、その値段設定である。

基本的なステーキコースは約5-8万円。そして季節によってはアワビや黒トリュフ、白トリュフが盛り込まれるのだが、白トリュフのフルコースを頼めば、なんと1人30万円以上もするらしい。

しかもそれは食事代のみであり、飲み物は別なのだ。

そして、『かわむら』にはレアなロマネ・コンティも豊富に揃っているとの噂も聞く。

真意は不明だが、とある世界的な大富豪が白トリュフコースにロマネ・コンティのボトルを空け、1人300万円以上の金額を使ったこともあるという、色々な意味で都市伝説レベルの店だ。

裕太が一体どうやって『かわむら』の予約をおさえたのかは不明だが、ひな子はこの一大イベントに興奮せずにはいられなかった。

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最終更新:4/23(日) 5:20
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