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典型的なおばさん体型「猫背」を防ぐキーポイントは、肩甲骨にあり!

4/24(月) 15:26配信

OurAge

背中が丸まり、巻き肩で、あごが出た状態…長時間のパソコン仕事中など、デスクワークにありがちな姿勢がこれだ。丸くなった背中は、まさに典型的な「おばさん体型」といえる。
「背中が丸く固まったこの猫背を直すには、外側に開いて固まった肩甲骨をほぐし、可動域を広げるケアが必須」と言うのは、日本体育大学体育学部准教授で理学療法士の岡田隆さん。

「鍵を握るのが、上腕骨と連携して肩関節を構成している肩甲骨です。肩甲骨は上下、外側と内側、斜め上下、上・下方回旋と動きますが、特に猫背に関係するのは外側と内側への動きです」と岡田さん。

左右の肩甲骨が外側に動き、開いた状態(=外転)が続くと、首の付け根から肩甲骨の間の筋肉が緊張し、この硬直状態が慢性化すると、やがて猫背が定着してしまうという。正しい姿勢を取り戻すには、背中上部の筋肉をほぐし、本来の肩甲骨の可動域を回復させることが大切だ。そのとき、左右の肩甲骨が開いているときと閉じているときの、位置の違いを感じることが大事なのだそう。

「背中を丸めると、左右の肩甲骨の間が開きます。横から見ると、前・外側方向にスライドしてずり落ちたような状態に。この“猫背座り”を続けていると、この状態で硬直してしまいます」
椅子に浅めに座り、両手はそけい部に当て、背もたれにつくくらい、背中を丸めて、左右の肩甲骨の間を広げてみる。骨盤の後傾とともに、肩甲骨が開いていることを意識しよう。

「続いて、背筋を伸ばし、左右の肩甲骨の間を閉じます。この肩甲骨の動きを感じてみましょう。肩甲骨を閉じることを心がけることが、正しい姿勢につながります」
左右の肩甲骨の間が、開いていない適正な位置にあれば、横から見ると、一定の間隔を保って胸郭の上にのっている状態に。「この状態だと、上背部の筋肉に負担がかからず、肩コリも起こりにくくなります」と岡田先生。

“猫背”が定着してしまう前に、まずは肩甲骨の間の筋肉をほぐそう。そして、左右の肩甲骨を閉じ、骨盤をたてて、正しい姿勢を保つように意識してみよう。姿勢がよいと若々しく見えるだけでなく、肩コリをはじめ、さまざまな不調も改善される。

最終更新:4/24(月) 15:26
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