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あなたの周りにはいる?会話が成り立たない社員への対処法

4/24(月) 7:20配信

@DIME

 最近、私は会話ができない相手と話し合いをせざるを得なかった。相手は、ある理由から、私の考えを受け入れようとしないようだった。どちらがいいのか、悪いのかは別に、双方に心理的な距離があったことは事実だろう。

 ビジネスの場において、深い話し合いができないと感じることはないだろうか。それには様々な理由があるはずだ。結局、どちらが正しいかという問題ではないと私は思う。

 大切なことは、「話し合い」ができないことの理由やその意味を正しく理解しておくことだ。それができていないと、精神的なストレスはつのるばかりだ。

■会話ができないことの意味

 まず、相手と会話がきちんとできないことの意味を冷静に、深く考えることが必要だ。双方か、どちらかが、仕事の経験や知識、情報などが足りないか、あるいはそもそも、話し合う意志や考えが何らかの理由で希薄であることなどが考えられる。

 このあたりを振り返ることなく、「自分に非があったんじゃないか」などと追い詰めるべきではない。そもそも、問題があったのは、あなたではないかもしれない。言い換えると、必要以上に相手に気を使うべきではない。相手は、あなたと話し合う考えなどないかもしれないのだ。

■あきらめる

 世間一般の価値観としては、「相手と粘り強く、話し合うことが尊い」と思われている。私も、そのことに異論はない。確かにビジネスの場でもそのことはある面では正しいが、あらゆる場においても通用する考えとは言い難い。お金やそれに絡む欲があるのがビジネスである以上、メリットのない相手と根気よく話し合うことは、可能性としては低いはずだ。

 これは、職場における上司と部下の関係にもいえることだ。例えば、自分の意に逆らい続ける部下がいるならば、どこかのタイミングで上司は、その部下を心の中で遠ざけるだろう。そして、会話をしようとする意欲もなくなっていくだろう。このあたりのことは当たり前のように見えるが、特に20~30代前半までくらいの会社員の意識に浸透していないように思える。

■会話をすることは、言い負かされたこと

 会話をするということは、状況いかんでは、相手の考えや意見などを否定することもあることだ。それには細心の注意を払うべきなのだが、本当の意味で心得ている人は少ないのではないだろうか。つまり、相手に打ち負かされたという意識を持つ可能性がある行為である以上、逆説的だが「話し合う」べきではない相手はいるのだ。タイミングや場所が、話し合うべきではない場合もある。「話し合うことが大切」と何度も教えられている人は、無批判にその教えに従う。

 私の経験をもとにあえてドライなことを言えば、話し合ってはいけない人はいる。広い視野で考えると、そのほうが双方にとってプラスになることもある。厳しい見方かもしれないが、否定しがたい事実ではある。

■話し合いは不要

 踏み込んで言えば、「話し合いは不要」の場合もある。暴論に聞こえるかもしれないが、例えば、あなたをいじめ抜く、あるいは認めようとしない上司や先輩に気を使い、無理に話し合う必要などないのだ。あなたに、敬意を何ら払わない後輩と深く会話をするべきでもない。

 同じ職場にいて口すらきかないのは問題があるし、仕事はきちんとしなければいけない。だが、「この人とは会話ができない」と思うならば、それを心に秘めて、最低限度の話をしておけば十分なのだ。

 ビジネス書やビジネス雑誌などに目を通すと、「上司や周囲の社員との良好な関係づくり」などの記事が頻繁にある。私の見間違いなのか、どこかの雑誌とそっくりの内容もあれば、「こんなこと、職場ではありえない」と感じるものもある。すべての記事とはいわないが、理解しがたい記事があることも事実である。

 会社員の経験が浅い人は、こういうものを真剣に読んで、必要以上に感化されないほうがいいと思う。嫌だと心底、感じるような人と会話をするべきでもないし、心の中でスルーをしておけばいいこともあるのだ。少なくとも、そのような冷めた思いは秘めておくべきなのだ。

文/吉田典史

@DIME編集部

最終更新:4/24(月) 7:20
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