ここから本文です

韓国人恩師が語るアジア女王・平野美宇「美誠が天才肌なら、美宇は努力家」

4/24(月) 15:12配信

THE ANSWER

韓国OP出場で地元メディアも大注目「日本の17歳の天才」「最高のニュースメーカー」

 卓球の韓国オープン(仁川)は各種目の決勝が行われた23日に幕を閉じた。女子シングルスでは、平野美宇(エリートアカデミー)が準決勝で石川佳純(全農)に敗れたが、韓国メディアは日本の17歳に大注目していた。

【動画】ITTF公式ツイッターで「電光石火」と紹介されたアジア選手権での平野美宇

 その理由はもちろん、中国で開催された第23回アジア選手権の女子シングルスで、世界王者・中国の牙城を崩して優勝したことが広く知れ渡っていたからだ。平野がエースの世界ランク1位・丁寧を含む上位3選手を破った衝撃は、韓国でも驚きを持って伝えられた。

 韓国スポーツ紙「スポーツ朝鮮」は「難攻不落の卓球万里の長城を崩した10代の卓球少女が登場した。(アジア選手権の優勝で)海外の卓球ファンは平野を“チャイニーズドラゴンスレイヤー”とあだ名をつけた。中国を象徴する“龍”を倒したという意味だ」と紹介した。

 テレビ局「SBSニュース」は、韓国オープンに出場していた平野の結果について、女子シングルスの準決勝で敗れたものの、「日本の17歳の天才・平野美宇」との表現を使い、結果を伝えていた。

 また、経済紙「ヘラルド経済」は「アジア選手権で中国勢を破った日本の17歳平野美宇は、最高のニュースメーカーだった。アジアチャンピオンの資格でコリアオープンに出場したことで、国内でもがぜん、注目の的だった」と紹介した。

ジュニア時代に4年間指導した韓国人監督「平野の競争心は強かった」

 同紙は「韓国は数年前までは男女ともに日本をリードしていた。しかし、今では完全に女子は日本よりも実力は低く、男子も優位とは言えない状況になった」と伝えている。

 さらに、同紙は2009年から日本卓球女子代表チームのコーチ、13年からは日本卓球女子ジュニア代表ルチームの監督も兼任した韓国人の呉光憲(オ・グァンホン)監督(現・ポラムはれるや卓球団監督)のコメントも紹介している。

 呉監督はジュニア代表チームで昨年までの4年間、平野を指導したほか、伊藤美誠、浜本由惟などのジュニア選手を日本代表選手に育て上げた。呉氏は昨年まで淑徳大女子卓球部の監督も務めた。

 そんな呉氏は同紙の取材で「平野の優勝は予想されていた。私が指導したなかで、伊藤美誠が天才肌とすれば、平野美宇は努力家。2人は中2の時にダブルスのパートナーでしたが、高2の時に分かれました。それだけライバル意識が強かった。少し実力で劣っていた平野の競争心は強かった。(アジア選手権では)いつか伊藤に勝つという思いが表れていたように思います」と2人の関係を語っていた。

キム・ミョンウ●文 text by Myung-wook Kim

最終更新:4/24(月) 15:12
THE ANSWER

記事提供社からのご案内(外部サイト)

THE ANSWER

株式会社Creative2

アスリートを目指す子供たちや競技者の育成とスポーツの普及をテーマとした総合スポーツニュースサイトです。