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プレゼンの説得力を35%アップさせる秘訣が、科学的分析で判明

4/25(火) 8:10配信

ライフハッカー[日本版]

Inc.:神経科学や脳スキャン技術、さらにはいわゆるビッグデータを活用した「データ駆動型」研究の進展などにより、説得についての科学的知見はここ10年でかつてないほど深まりました。人を説得する上で効果のある手法は何であり、それがなぜ効果があるのかが理解され、その有効性を科学的に証明できるようになったのです。

ビジネス目的のプレゼンテーションでも「ストーリーを語ること」が効果的であることについて科学的証拠が増えていますが、データ分析企業Quantified Communications(以下、QC社)の調査研究もそうした証拠を追加しています。QC社はフォーチュン500企業の幹部や、TEDトークの講演者、政治指導者、経営学の教授、起業家などが発信した文書および口頭によるコミュニケーションに関する、大規模データベースを保有しています。

同社はさらに、さまざまな基準でこれらのコンテンツを分析するアルゴリズムを構築し、コミュニケーションの有効性を測定しました。その研究結果が先日発表されましたが、そこでは説得に関する非常に興味深いデータが明らかになっています。たとえば、普通の聴衆が集中して話を聞いていられる時間は平均5分とか、第一印象を良くするには最初の15秒間が肝心、といったことです。

コミュニケーション・アドバイザーを務める原文筆者は、いわばストーリーを語ることが仕事なので、あるデータに目がとまりました。QC社の研究者が、ランダムに選ばれた700件の音声および映像サンプルを調べたところ、よく練られたストーリーを含むメッセージは、QC社のデータベースに収められている平均的なコミュニケーションに比べて、説得力が35%アップし、さらに記憶に残る割合も21%上昇することが判明した、というのです。

この研究によると、ストーリー展開に関して高いスコアを獲得したプレゼンテーションは、聴衆の考えや行動を変える可能性が高まるとのことです。「ストーリー仕立てで語りかけると、聴衆が講演者の話に共感を覚えやすくなり、主要なポイントが頭に入りやすくなります」と、QC社のマーケティング・マネージャーを務めるSarah Weber氏は説明します。

さらに、一番説得力が高いストーリーは、昔から言われる起承転結の展開に従うものだと、この研究では指摘しています。すなわち、導入部で前提条件を提示して話を展開し、対立する要素を取り入れて話を引き締め、最後にその解決策を示すことで新たな着地点を見いだす、という展開です。

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