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感動呼んだ74秒 101歳インド女性が100M優勝 おばあちゃんはなぜ走るのか

4/25(火) 15:35配信

THE ANSWER

「場の全員の心掴んだ」…1分14秒58で100歳以上の部V、今なお走り続ける理由とは

 陸上の世界マスターズ競技会が24日、ニュージーランド・オークランドで行われ、100メートル走「女子100歳以上の部」でインド人女性が完走し、優勝を飾った。御年、なんと101歳という。地元紙「ニュージーランド・ヘラルド」電子版が報じている。

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「ワールド・マスターズ・ゲームズで101歳が金メダル」との見出しで報じられた記事には、冒頭、こう書かれている。

「ワールドクラスのスプリンターは100メートルを10秒から11秒で走る。もしあなたが趣味で走るなら、13秒から15秒であればまずまずだ。もしあなたが101歳なら、自分の基準を決めよう」

 あるおばあちゃんによる驚異の記録が生まれたのは、中高年の参加者によって競われる世界マスターズ競技会だった。

 インドからやって来た101歳のマン・コーさんが、快挙を演じたランナーだ。女子100メートル100歳以上の部にエントリー。記事によれば、今大会の出場選手で最年長、ほかに同部門にエントリーした選手はおらず、85~89歳部門の選手とともに走った。そして、見事に完走を果たし、優勝。そのタイムは1分14秒58だったという。

 ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が持つ世界記録9秒58から遅れること65秒。しかし、100歳を超える長寿である上に、しかも丈夫な足腰で走り、そして地球の裏側で行われた大会に出場するのだから、あっぱれだ。記事では「場の全員の心を掴み、称賛の的となった」と述べられているから、いかに感動を呼んだ74秒だったかは想像に難くない。

感動を呼んだ息子への“ライバル心”「息子のやることは自分も全てやる」

 圧巻の優勝を飾ったコーさんは、取材に対し、こう喜びを語ったという。

「ここに居られて本当にうれしい」「ここにいるみんなが息子のように感じる」

 94歳から陸上のキャリアを開始して以来、息子と一緒にトレーニングを重ねてきたというコーさん。では、いったい、なぜ100歳を超えてなお、走り続けるのか。

「息子のやることは自分も全てやる」「歩いたり走ったり、料理したりして忙しい状態を保つようにしている」「生ある限り、諦めない。ランを愛する」

 自分より若い息子へのちょっとしたライバル心、そして走ることを愛し、諦めない姿勢。それがエネルギーとなり、101歳の体を突き動かしていたようだ。

 なお、コーさんは200メートル走、射撃、やり投げにも出場予定という。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:4/25(火) 15:35
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